ドクターM殺人事件 の商品レビュー
4+2=5 成立し…
4+2=5 成立しない筈のこの数式がヒントです。 独創的なアイデアの山荘物のようですが、結論は決して・・・ 355ページの長編ですが、定番ミステリーとして充分楽しめてあまり長く感じません。 旅のお供に最適ではないかと思われます。 推理小説ファン(敢えてこの呼び方をさせて頂き...
4+2=5 成立しない筈のこの数式がヒントです。 独創的なアイデアの山荘物のようですが、結論は決して・・・ 355ページの長編ですが、定番ミステリーとして充分楽しめてあまり長く感じません。 旅のお供に最適ではないかと思われます。 推理小説ファン(敢えてこの呼び方をさせて頂きます)の方、是非お求め下さい。
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※2005/10/23のblogより転載 雪山にそびえ立つ奇巌城と呼ばれる旧伯爵の別邸に、5人の男が手紙によって呼び出される。 手紙の差出人は内閣総理大臣。少なからず総理と繋がりのある5人は、多少の戸惑いはありながらも、雪深き北アルプスにまでやってくる。 しかし、それは冷...
※2005/10/23のblogより転載 雪山にそびえ立つ奇巌城と呼ばれる旧伯爵の別邸に、5人の男が手紙によって呼び出される。 手紙の差出人は内閣総理大臣。少なからず総理と繋がりのある5人は、多少の戸惑いはありながらも、雪深き北アルプスにまでやってくる。 しかし、それは冷酷なる殺人鬼「ドクターM」の罠であった。 猛吹雪の中、外界との接触が一切途切れた奇巌城で殺人劇が始まる。 ドクターMからのメッセージ、それは・・・・・・「犯人の数はふたり」。 5人は疑心暗鬼の中、ひとり、またひとりと殺されていく。 うーーーーん、惜しい!! 残念の一言。 途中まではかなーりイイ感じで話が進んでいて、特に閉塞空間に置かれ、殺人鬼が紛れ込んでいるという異常な状況下での人間の心理描写には、グイグイ引きこまれました。 ただ、ただ最後のクライマックスの部分がねぇ・・・・・・ 個人的にはもっとシンプルにいってもよかったんではないかと.まああんまり書くとネタバレになるので。 それでも総合的には、レベルの高い一冊であります。
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雪の山荘ものです。「犯人は二人」という縛り設定はありそうでなかった着想で斬新だなと思いましたが、犯人はバレ易いですし、釈然としない真相だったので、成功しているとは言い難い出来でした。 しかし、「次は自分が殺されるかもしれない」、「あの人とあの人が犯人かもしれない」という心理状態が...
雪の山荘ものです。「犯人は二人」という縛り設定はありそうでなかった着想で斬新だなと思いましたが、犯人はバレ易いですし、釈然としない真相だったので、成功しているとは言い難い出来でした。 しかし、「次は自分が殺されるかもしれない」、「あの人とあの人が犯人かもしれない」という心理状態が面白く、一人、二人と減っていくにつれ緊張感が高まり読み応えがありました。
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推理小説に有りがちな雪に閉ざされた山荘もの 犯人は2人いると殺人現場にメッセージが残されているのは意外性があるけどこれを上手く活かせていないのが残念
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