年収300万円時代を生き抜く経済学 新版 の商品レビュー
ハードカバー版読了 書かれたのは、随分昔だけど、本当に、所得の二分化が進んでいる。人生、細く長くです。
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自民党に政権も戻ったし、竹中さんの顔をニュースで見ることも多くなってきた。 10年前に格差社会の到来を書いた本 かなり政局の話も出ているので、賞味期限切れか??と思う反面、富める者から富めという感じでさらに格差を広げていく予感(デフレを終わらせてキャピタルゲインを得る)もある今、...
自民党に政権も戻ったし、竹中さんの顔をニュースで見ることも多くなってきた。 10年前に格差社会の到来を書いた本 かなり政局の話も出ているので、賞味期限切れか??と思う反面、富める者から富めという感じでさらに格差を広げていく予感(デフレを終わらせてキャピタルゲインを得る)もある今、関心を持って読むことができた。 実際に本の通りになっているのが怖いなと思うのと、小泉政権への批判にももっともだなと思った。 後だしじゃんけんじゃないけど現実社会と照らし合わせながら答え合わせをする感じで読める。 ↓なるほど 評価システムにすることの弊害はよくよく経済学の本に出てくるけど、そうだね。だれかがたくさんもらったら誰かの給料は減るんだ。 んでもって、不景気は人を殺すし、失業は勤労の義務と権利を奪うということなんだ。 ここ2.30年の大学の学費の上昇率(14.5倍)と物価上昇率(1.7倍)の意味
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2003年3月に出版された本です。 これは日本でベストセラーになったので、 当時読まれた方もいるのではないかと思います。 このシリーズを考えてみれば1冊もよんでいなかった為、 あえて今のタイミングであっても読んでみました。 当時は日本が世界の中でも所得がルクセンブルグに次いで...
2003年3月に出版された本です。 これは日本でベストセラーになったので、 当時読まれた方もいるのではないかと思います。 このシリーズを考えてみれば1冊もよんでいなかった為、 あえて今のタイミングであっても読んでみました。 当時は日本が世界の中でも所得がルクセンブルグに次いで 2番目に高かったのだな。。 今となっては驚きですね。 世界がインフレが進む中、日本はそのあともデフレが進行し、所得も下がった。。 不動産価格、資産価格、所得もその後世界は大きく上がりました。 大きく日本がこの後も沈んだわけですね。。 生き方として目指す方向は 共感するものがあります!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
難しかった、且つ、ちょっと前の時代の話なので、今の流からは外れているかもしれない内容も多かった。 けれど、実際、その通りになっていることも多く、森永さんやるな☆とも思った。 年収300万円というと、低い部類に入ってくると思う。 だからといって、生活できないわけではないし、自分がやりたいことができて、且つ300万円もらうえるならありかもしれない。 「お金」としていくら必要な生活で、そのほか「楽しみ・生きがい」でいくら必要なのか、考えていくと300万円も捨てたものじゃないと思う。 この本の中に、具体的にどうすれば生き抜けるのか、書いているわけではない。 若干タイトルとは違うかも。 読み物としてはいいネタだと思う。
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少々古い本ですが、年収300万円時代は、より身近になっており、提案されている内容は、さらに現実味と説得力を増しているのではないかと思います。 日本人の大半が年収300万円程度にも関わらず、個人の持つ金融資産は、1400兆円。一人当たりでは1,500万円程度ということになります。...
少々古い本ですが、年収300万円時代は、より身近になっており、提案されている内容は、さらに現実味と説得力を増しているのではないかと思います。 日本人の大半が年収300万円程度にも関わらず、個人の持つ金融資産は、1400兆円。一人当たりでは1,500万円程度ということになります。しかし、庶民の大半はそんなお金を持っていません。 この本で指摘されているように、富裕層とのギャップは確実に広がっていると思います。生活保護を210人以上が受け、その予算規模が4兆円になっているのが現状です。4兆円は、今の税収の1割になるほどの巨大な予算です。 そんな環境下であっても、楽しく生きるにはどうしたらよいのかを提案しています。提案は、自分が一生打ち込める何かを一日も早く見つけることであるとしています。生涯付き合っていける何かを一日でも早く見つけられた人が、幸福な人生を送れると主張しています。 くわえて、年収300万円以内における生活防衛術もかなり詳しく書かれています。特に「支出を見直す」という部分は実践的。中途半端な年収持ているFP等にはまずできないレベルのアドバイスになっています。
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最初の方は経済の難しい話で、途中で挫折か!?と思われたけど、 後半は具体的な節約の方法などが載っていて勉強になった。
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この著書出版時から7年ほど経過したが、大体著者の推測通り低所得化が進んだ。年功序列による昇給が期待できなくなり、同一労働同一賃金が徹底されるので、分相応の生活と価値観を持とう。車と持ち家は道楽だ。割けないカニも贅沢だ。割引シールのない惣菜を買ってお金持ちぶってもいい事ない。
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森永卓郎さんの本であり、年収がどんどん下がってきていることに対する対策?について書かれており、ひとつの指針としてはありなのでは? ただ、いつも思うけど、こういう本を書いてる人って絶対に収入高いよね?w
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「新版 年収300万円時代を生き抜く経済学」5 著者 森永卓郎 出版 知恵の森文庫 p128より引用 “お金を使わなくても幸福に暮らす方法はあるのだ。 ただし、 それには働き方や生活の上での発想の転換が必要になってくる。” 経済アナリストである著者による、 収入が低下したと...
「新版 年収300万円時代を生き抜く経済学」5 著者 森永卓郎 出版 知恵の森文庫 p128より引用 “お金を使わなくても幸福に暮らす方法はあるのだ。 ただし、 それには働き方や生活の上での発想の転換が必要になってくる。” 経済アナリストである著者による、 収入が低下したとしても、 豊かに生きるための提案を記した一冊。 日本社会の変化から具体的な知恵と工夫など、 本人の子供時代からアナリスト時代までの、 経験をまじえて書かれています。 上記の引用は、 人生を犠牲にして働く事と言う発想に転換を迫る項の、 締めの一文。 この文庫版が刊行されて5年程経っていますが、 当時よりまたさらに厳しい状況になっているような気がします。 しかし、 この様な状況を何とかやり過ごすためにも、 お勧めの一冊です。 全ての年代の働く方に。 ーーーーー
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デフレを容認する国の姿勢には理由がある。資本家にとって、デフレ市場はまたとない儲けのチャンスなのだ。庶民が恩恵をこうむるデフレ効果といえば、モノの価格が下がることで得られる所得の増加など。残念ながらこれは微々たなものでしかない。なぜなら、それ以上の給与カットやリストラが社会全体...
デフレを容認する国の姿勢には理由がある。資本家にとって、デフレ市場はまたとない儲けのチャンスなのだ。庶民が恩恵をこうむるデフレ効果といえば、モノの価格が下がることで得られる所得の増加など。残念ながらこれは微々たなものでしかない。なぜなら、それ以上の給与カットやリストラが社会全体に不安をあたえているからなのだ。 幸福な生活は収入と比例はしないと著者は断言する。一生をかけて打ち込めるモノをみつけることが人生においてなにより大事なのだ。収入はほどほどに確保するべきで、勝ち組にはこだわらずに今風でいえばロハスな生き方にシフトしようと提案する。冷静に判断して、年収300万で平均的な家族4人が都会で暮らすには無理はないだろうか。
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