おおきなおおきなねこ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
〝人里離れた家のお婆ちゃんにとって、「十五夜」は、ちっとも嬉しくありません。<悪河童>たちが、毎年お婆ちゃんに脅しの手紙が届くからです。“今年もお月見の晩に、おまえの家にいくぞ。ご馳走をたくさん用意しておけ。さもないと、おまえの家を、めちゃめちゃにするぞ ❢”・・・河童のためのご馳走を用意したお婆ちゃんは、物置小屋に隠れて様子を窺っていると、山の大きな熊がやって来たではありませんか 。熊はご馳走には目もくれず、囲炉裏の傍で寝ていると・・・⁉〟大猫と間違えられた熊とお婆ちゃんの知恵が閃く、妖怪談義の絵本。
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せなけいこさんの民話の絵本ですね。 せなけいこさんが、ノルウェーを旅行中にガイドさんから聞いた話が元になっているそうです。 舞台を日本に置き換えて創作されたそうです。 じゅうごやの ばんに おばあさんのいえに かっぱから 「ごちそうを よういしろ さもないと おまえのうちをめ...
せなけいこさんの民話の絵本ですね。 せなけいこさんが、ノルウェーを旅行中にガイドさんから聞いた話が元になっているそうです。 舞台を日本に置き換えて創作されたそうです。 じゅうごやの ばんに おばあさんのいえに かっぱから 「ごちそうを よういしろ さもないと おまえのうちをめちゃくちゃにするぞ」と てがみが きます。 おばあさんは ごちそうを よういして ものおきごやに かくれました。 すると やまの おおきなくまが いえのなかに はいっていくではありませんか。 くまは いろりのそばで ねてしまいました。 そこへ かっぱたちが やってきました。 かっぱたちは くまを おおきなねこと おもいました。 さぁ~どうなるのかな? とても愉快な創作おとぎ話です。 せなさんの絵本は、怖い話が多いらしいですが、この絵本は親しみやすい優しい絵本ですね。
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お月見の頃に。 せなけいこさんって怖いイメージばかりだったけど、こんな絵本もあったんだと新たな発見でした。 せなけいこさんの写真も載っている。
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3歳〜。せなけいこさんによる昔話風の絵本。ちょうどよいボリューム感と、わかりやすさ。せなさんの絵の雰囲気とも調和。この種の作品ももっと読みたいです。
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図書館で借りました。 絵本。お化け絵本です、もちろん。 ばあちゃんはお月見の次期が嫌い。 カッパが暴れにやってくるから。 今年も、カッパから「ご馳走用意しておけ」という手紙が来て憂鬱。 だが、カッパが来る前に、熊がのしのしっと入り込んできて、囲炉裏端で寝てしまう。 ...
図書館で借りました。 絵本。お化け絵本です、もちろん。 ばあちゃんはお月見の次期が嫌い。 カッパが暴れにやってくるから。 今年も、カッパから「ご馳走用意しておけ」という手紙が来て憂鬱。 だが、カッパが来る前に、熊がのしのしっと入り込んできて、囲炉裏端で寝てしまう。 おばあさんは熊を追い出せず、そのまま隠れてしまう。 夜になり、やってきた河童達は熊を「大きな猫」だと思い込む。 そして、熊を怒らせて怖い目にあって逃げ帰る。 次の年、カッパ達はおばあちゃんに聞く。 「あの大きな猫はまだいるのか」と。 ばあちゃんは「いるとも。子供もいっぱい生んで、その子達は親より大きくなった」というと、二度とカッパはこなかった。 ノルウェーの民話らしいです。それを日本風に直したとか。 出典わかんないほどの加工っぷりです(笑)
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内容(「BOOK」データベースより) この本はノルウェーを旅行中にガイドさんから聞いた話が元になっています。本来は、山から押しかけるトロルの群れと農民と白熊を、旅人が王様に献上に行く話でしたが、舞台を日本にして作りかえてみました。河童が空を飛ぶなんて変だとお思いかもしれませんが、...
内容(「BOOK」データベースより) この本はノルウェーを旅行中にガイドさんから聞いた話が元になっています。本来は、山から押しかけるトロルの群れと農民と白熊を、旅人が王様に献上に行く話でしたが、舞台を日本にして作りかえてみました。河童が空を飛ぶなんて変だとお思いかもしれませんが、これは私の発明ではありません。民俗学者柳田国男先生の『妖怪談義』には、南九州では「川童は秋の末から冬のかゝりの、雨などの降る暗い晩にヒョンヒョンと細い鼻声見たやうな声で鳴いて浜の方から山手へ、空中を群をなして飛んで行くものださうな」それを読んで、鳴きながら飛んで行く河童の群れを一度は描いてみたいと思っていたのです(作者)。 勘違い。 思い込みというのが面白く描かれています。 子供にそれが伝わってるかどうかは今は、なぞです!???
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