数のマジック の商品レビュー
ハーバード大学の教養数学の講義。タイトル「数のマジック」は、原著をそのまま和訳したもの。深い意味はない。 身近な例から話を広げるのは海の向こうの形式と感じさせる。小説的に読むと親しみやすいかもしれない。逆に、目次を見るとピザだパンケーキだで、何を議論しているのかさっぱり分からない...
ハーバード大学の教養数学の講義。タイトル「数のマジック」は、原著をそのまま和訳したもの。深い意味はない。 身近な例から話を広げるのは海の向こうの形式と感じさせる。小説的に読むと親しみやすいかもしれない。逆に、目次を見るとピザだパンケーキだで、何を議論しているのかさっぱり分からないのは難点。 日本のレベルに合わせると評価が難しい。200ページ以上高校数学の知識で事足りる上、終盤の暗号の議論もサイバーセキュリティとしては表面的なことしか語られない。それが教養といえば教養だが…。
Posted by
- 1