議員立法五十五年 の商品レビュー
衆議院法制局長を務めた上田章氏が、同じく衆議院補正局長を務めた坂本一洋氏との対談形式(竹下内閣より後は、上田氏による文章)で、昭和23年の衆議院法制局創設から平成15年頃までの衆議院法制局による議員立法立案の歴史をひもといている。 それぞれの時代において、特色ある議員立法が立案さ...
衆議院法制局長を務めた上田章氏が、同じく衆議院補正局長を務めた坂本一洋氏との対談形式(竹下内閣より後は、上田氏による文章)で、昭和23年の衆議院法制局創設から平成15年頃までの衆議院法制局による議員立法立案の歴史をひもといている。 それぞれの時代において、特色ある議員立法が立案されてきたのだということがよくわかり、面白く読んだ。特に、認知の訴の特例に関する法律(民法の法律番号引用の難しさ)、期限付き法律の改正、沖縄住民の国政参加特別措置法、靖国神社法案、無限連鎖講の防止に関する法律などについてのエピソードが興味深かった。
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