pulp(1) の商品レビュー

森橋ビンゴ(著者)

2019/07/06

超面白かった。多分私の面白い本ランキングで5番以内に入ると思います。心理描写等がリアルで想像力をかきたてます。イラストが綺麗な所も好きです。ちなみにシリーズ物。

2012/02/28

「……『若草物語』って、知ってる？」
嬢は何となく、その話題を口にした。彰は嬢の真意が掴めないらしく憮然とした表情で首を傾げた。
「知ってるけど？」
「あのお話に出てくる四姉妹の名前、全部言える？」
嬢がそう告げると、彰は天井の方に視線を向け、記憶を探っているようだった。
「ベスとメグと……」
と、そこまで言ってから、
「ああ、そういう事か」
得心したらしく頷いた。
2012/02/03-02/27

2011/02/26

再読しました。
買った当時（中学生）より、幾分か読みやすくなった気がする。 鬱々とした重い雰囲気で、つらい事には変わりないが、当時より楽しめた。
繊細な心理描写がこの作者の魅力だと思うのですが、苦手な人は苦手かもしれません。
何度見てもイラストが文句なしに綺麗で、作品の雰囲気にもあっていると思う。

2009/10/04

うー，いい暗さ．
描写にリアリティがあって，巻末のあとがきも良くて，このひとは真摯にこれを書いたんだろうな，と思う．
この書き手さんはもっと注目されていいひとりだと思うのだけれど...

2009/10/04

自傷癖持ちの俺と良く似た女の子が主人公。
麻薬とか刀とか凄く好きだ　←
んで、彰が格好良い。
最終巻は性描写があってビビったけど　orz

2009/10/04

薬物を扱う話はよく読んでいるけど、こんなに淡々と書いてあるのが衝撃だった。
自分がまだ学生だから、そんな時特有の話の転換とか、実際にありそうないじめも少し共感できたし媚びることがなくて。
素直に頭の中に風景が描けたと思う。

2009/10/04

二巻の半ばで途中放棄しました（ォィ
友人は好きらしいんですが、私はそんなに…。というか、飽きる。

2009/10/04

いろんな意味で共感できた本。
「ザラついた毎日」の一文がとても印象に残りました。物語の中の文章一つ一つに重みがあって、心に塊と液体が流れる感覚。
気に入ってます。

2009/10/04

愛と暴力の物語。

この文章力はほんとうにすごいけど、今回はあまりに暗い世界観に、読んでいてちょっとつらくなってしまった。

話自体はまだまだ続くのでどうなるやら。

2009/10/04

森橋先生の新作。現在は2巻まで発売中。
デビュー作と比較すると、文章自体もはっきりしてきて、随分読みやすくなったと思います。
麻薬組織に立ち向かう少年少女達の話。やはりこの人の話は好きですね。
ちなみに森橋先生のデビュー作、刀京始末網にも「明」がでてましたが、こちらの男の子も「彰」です。
なにかこだわっているところでもあるんでしょうかね？
イラストは隼優紀さん。3巻は7月29日発売予定。