禅という名の日本丸 の商品レビュー
相変わらず、といっても著者の山田先生の本は数冊しか読めていないのだが、解体してきます(笑)。資料の探索力は言うまでもなく、使い方も上手い。うますぎて、今回で言えば、ヘリゲルや石庭の信奉者は可哀想になるぐらい。特定に文化に価値が付与される過程を鮮やかに書いてくれている。見事な感じ過...
相変わらず、といっても著者の山田先生の本は数冊しか読めていないのだが、解体してきます(笑)。資料の探索力は言うまでもなく、使い方も上手い。うますぎて、今回で言えば、ヘリゲルや石庭の信奉者は可哀想になるぐらい。特定に文化に価値が付与される過程を鮮やかに書いてくれている。見事な感じ過ぎて、やや疑ってしまいそうになる。ほんとにこれで納得していいのか?と(笑)
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甲野先生お勧めの一冊。 確かにおもしろい! オイゲン・ヘリゲルと龍安寺の石庭が、どうして禅と結び付いていったかということについての精密な論考。 この本を読むと、日本文化というものは、外国の評価によって形作られていったのかもしれないという気がしてくる。 というか、そこには一種のイデ...
甲野先生お勧めの一冊。 確かにおもしろい! オイゲン・ヘリゲルと龍安寺の石庭が、どうして禅と結び付いていったかということについての精密な論考。 この本を読むと、日本文化というものは、外国の評価によって形作られていったのかもしれないという気がしてくる。 というか、そこには一種のイデオロギーが介在するということが、たいへんによくわかった。 おススメ。
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自身も弓を引かれる(今現在どうなのかは存じ上げない)山田奬治先生の、「弓と禅」(オイゲン・へリゲル版)の解題 弓と禅を読んでから読むべき本 明確には、ヘリゲルの解題であって、大射道教、阿波研造先生の解題ではないので、読後にがっかりする必要もない 翻訳して出版したら面白いだろう
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