1,800円以上の注文で送料無料

フランス7つの謎 の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

政教分離,スト,バイ…

政教分離,スト,バイリンガル表記,アメリカへの視線,大学生のストライキ,アジア・エスニック料理の店などフランスの謎をその歴史をさかのぼって解明する.日本との比較を試みているのもおもしろい.ブックガイドも充実.

文庫OFF

学校へのヘジャブ着用…

学校へのヘジャブ着用を禁止したフランスの政教分離の考え方など、フランスについての7つの疑問に対する考察

文庫OFF

2024/07/13

フランスは、日本とは考え方が違うから面白い! 私は日本で生まれ育ったので、日本の方が居心地良いけれど。 興味あるのはストライキ。 ストライキは嫌いだけど。 それを日本も許容できるようになるのか。

Posted byブクログ

2020/10/16

とてもコンパクトにまとまっていて、文章も読みやすく、最初から最後まで興味深く読んだ。 昔フランス社会や文化について少し学んだことがあり、知識を再確認・整理することができ、また当時疑問に思っていたのにほったらかしにしてしまった事項に気づくこともできた。 フランスに興味がある人はもち...

とてもコンパクトにまとまっていて、文章も読みやすく、最初から最後まで興味深く読んだ。 昔フランス社会や文化について少し学んだことがあり、知識を再確認・整理することができ、また当時疑問に思っていたのにほったらかしにしてしまった事項に気づくこともできた。 フランスに興味がある人はもちろん、「欧米」とひとくくりにしてしまってアメリカもフランスも一緒くたになっている人にもおすすめしたい一冊だと思う。

Posted byブクログ

2020/05/01

宗教分離、スト、地域主義、実力行使、アメリカとの関係。これらをフランスの歴史を紐解きながら解説。皆、歴史の産物なんですね。分かりやすくて楽しく拝読しました。皆にオススメしたい本でした。

Posted byブクログ

2014/09/27

7つの謎というテーマで、各問題点の社会的背景、歴史的事情を整理していく。さらに日本との比較文化的内容に話が進んでいく。フランス社会文化の入門書として、読みやすく、最適だと感じた。

Posted byブクログ

2014/05/04

著者が、実際にフランスに滞在し、その中で抱いた疑問に対する答えを見出そうという本。どうでもいい内容ではあるけれど、豆知識、或いはフランスの歴史がほんの少しだけ見える。最後のまとめで、著者は、比較することが大事だと言っている。フランスに限った話ではない、どうでもいいことなのだが、い...

著者が、実際にフランスに滞在し、その中で抱いた疑問に対する答えを見出そうという本。どうでもいい内容ではあるけれど、豆知識、或いはフランスの歴史がほんの少しだけ見える。最後のまとめで、著者は、比較することが大事だと言っている。フランスに限った話ではない、どうでもいいことなのだが、いざ、フランスに行った時に、思い出してみると、面白いかもしれない。

Posted byブクログ

2012/07/04

各お題とそれにまつわる話、そして、日本ならどう?という対比で書かれており(無論それらは史実に基づく話だけではなく著者の考えも含まれているが)、また、文体が適度に軽い感じで読みやすかった。 「へぇ、フランスってそうなんだ」 と思えること色々。 7つの謎と題しているけど、フランスに...

各お題とそれにまつわる話、そして、日本ならどう?という対比で書かれており(無論それらは史実に基づく話だけではなく著者の考えも含まれているが)、また、文体が適度に軽い感じで読みやすかった。 「へぇ、フランスってそうなんだ」 と思えること色々。 7つの謎と題しているけど、フランスに疎い僕からすると、これが代表的な7つなのか?と思ったけど、どうやら著者が感覚で選んだようだ。

Posted byブクログ

2012/04/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 著者が感じたフランスの7つの疑問を政治経済の面から答えを探っていき、日本との比較で読者に問題提起を訴えている本。  全体的に素人臭い文章が続きます。内容も確信がないのか言い訳がましく、言い切ることはほとんどしません。著者の考えではなく他者から又聞きしたような内容も多いです。  各章読書案内にやたら力が入っているのも、この本自体に自信がない証拠かと。

Posted byブクログ

2011/11/26

お仏蘭西の素敵ではない部分、というか、難しい問題を羅列してある本。国境線が絶え間なく変わりつづけた歴史をもち、かつ移民問題を抱えている国の本当の苦悩って、日本人にはなかなか理解するのが難しいだろう。 彼らは常にフランス人とは何かを、言葉を尽くして議論し、定義し、修正したり補ったり...

お仏蘭西の素敵ではない部分、というか、難しい問題を羅列してある本。国境線が絶え間なく変わりつづけた歴史をもち、かつ移民問題を抱えている国の本当の苦悩って、日本人にはなかなか理解するのが難しいだろう。 彼らは常にフランス人とは何かを、言葉を尽くして議論し、定義し、修正したり補ったりしながら生きているように見える。ボーヴォワールではないけれど、「人はフランス人に生まれるのではない、フランス人になるのだ」という国なんだな、と思った。 蛇足になるが、この本の内容はとっても考えさせられるものなのに、文体に迷いがあるというか、時折挟まれる「みなさんはどう思いますか?」みたいな一文はテンポ的にも説得力的にもいらないんじゃないかな、と思った。ああいうつぶやきが挟まるとエッセイぽくなってしまって、せっかく硬派なテーマを扱っているのにもったいないなぁ、などと生意気ながら思いましたです。

Posted byブクログ