徹底Q&A 知ってナットク原子力 の商品レビュー

宅間正夫(著者),藤森礼一郎(著者)

2011/06/20

各種の原子炉の話があります。
原子力発電といっても，方式によって安全のために必要となることが，いろいろ違いがあることが分かりました。

扱う物質によって、遮蔽の仕方も違うので、一律に議論すべきことと，個別に議論すべきことが区分できました。

すべての原子炉に対応することが技術者には必要で，網羅的な議論が安全にとって大事であることを再認識しました。

「自力での信頼回復へ」という項目があります。
　核心に迫れていないような気がしたのは事故後だからでしょうか。
　三陸地方での津波対策が不十分だった点を事前に指摘されていた方もおみえだとお聞きしたことがあります。
　貴重な情報が公的な資料に記録が残るようにするにはどうしたらいいでしょう。