ぼくは13歳 職業、兵士。 の商品レビュー
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この本を読んだのは、児童労働についての本を読んだ後でした。 タイトルの13歳の子どもが兵士をしているのには驚きました。 しかし、これは作り話ではありません。事実でした。 子ども兵は、誘拐させらて無理矢理兵士にされます。 しかも最前線で武器を与えられない子どももいます。 第1章は、子どもが体験したとても生々しい体験談です。あまりにもリアルなため、残酷な話に弱い方は、飛ばした方がいいかもしれないです。 2章以降からは、多くのデータなどが記載されています。 世界には、子どもにも扱える小型武器が多く存在し、回収以上に先進国が生産するため増える一方です。 そして、紛争や戦争があるたびに、多くの人が苦しみ、得をするのは、アメリカやヨーロッパの武器関連企業である。しかも、それらの紛争は資源を求める大国による代理戦争の場合がある。 ブッシュ大統領が選挙で当選したのは、武器販売の法律を緩められたからでもある。 戦争の裏側を知る事ができる一冊です。 ぜひ読んでください。
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小型武器の脅威、なぜ紛争は終わらないのか、そして、平和への近道とは何なのか、考えさせられました。私の将来の夢は国際機関に入って貧しい人たちを助けることです。世界の戦争なくすためにはまず貧困を解決しなければなりません。できるだけ多くの人にこの問題についてしっかり考えてもらいたいです...
小型武器の脅威、なぜ紛争は終わらないのか、そして、平和への近道とは何なのか、考えさせられました。私の将来の夢は国際機関に入って貧しい人たちを助けることです。世界の戦争なくすためにはまず貧困を解決しなければなりません。できるだけ多くの人にこの問題についてしっかり考えてもらいたいです。そして小さな事でも始めることが重要なんだと思います。
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コレ↓ http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1339816718&owner_id=4537508
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この本で読書感想文を書いたことがあります。 大人たちは子ども兵に、まず自分の親を傷つけさせたり殺させたりします。 そうやって感覚を麻痺させちゃう。深い闇に追いやっちゃう。 日本からずっと遠くの国でのことです。 でも本当に起こってる事実です。 自分たちは幸せ者だとか、そういうこ...
この本で読書感想文を書いたことがあります。 大人たちは子ども兵に、まず自分の親を傷つけさせたり殺させたりします。 そうやって感覚を麻痺させちゃう。深い闇に追いやっちゃう。 日本からずっと遠くの国でのことです。 でも本当に起こってる事実です。 自分たちは幸せ者だとか、そういうことじゃなく。 知らなきゃいけない事実。 時間がかかっても解決しなきゃいけない事実。 読みやすいよ。 よかったら読んでね(^ω^) *2006年の感想
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読書時間 2時間(日数 10日以上) なかなか重たいテーマでもあったため、読み進めるのに相当時間かかっってしまった。「テラ・ルネッサンス」の代表でもある筆者らが、子供兵の問題となっている地域にいき、支援を行いながら現地の子供たちにインタビュー取材等を行って書き上げた「子供たちと接することのできない人々にとってはまったく理解しがたい悲惨な」事実を忠実につたえる本。 この本を読むまでは、よくある紛争は民族間の争いであると思い込んでいたが、自分たちの豊かな生活を追い求めること自体がからんできているということが分かり、ショックでもあった。 ここでも言われていることは、「まずは事実を知り、それを伝えること」である。「世の中は戦争は必要だ」的な発言をしている政治家や評論家たちは、一度この本を読んで、現地へ行って、確かめてきたらいいのにと思う。
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カンボジアに行ってみたいと思った。地雷の恐ろしさや少年兵の実情など、発展途上国で起こっていることは先進国とつながっているということを改めて考えさせられた。
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世界中のすべての貧困や戦争は、先進国に住む私たちが生み出しているという仕組み。小さな子供に母親の腕を切り落とさせたり、幼なじみと殺し合いをさせているのは、地球の裏側にいる私たち。世の中で何が起こっているのか、私たちはもっと思いを馳せよう。
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子供でも手軽に読める内容かと思いきやそうでもなく、だけど元兵士だった子供の告白を交えながらわかりやすく「少年兵」という悲惨かつ、非人道的な問題を読み解いてゆく。彼らが非人道的という事ではなく、その問題を取り巻く環境が、社会が、世界が、私たちが最も卑劣な仕打ちを彼らにしている。少な...
子供でも手軽に読める内容かと思いきやそうでもなく、だけど元兵士だった子供の告白を交えながらわかりやすく「少年兵」という悲惨かつ、非人道的な問題を読み解いてゆく。彼らが非人道的という事ではなく、その問題を取り巻く環境が、社会が、世界が、私たちが最も卑劣な仕打ちを彼らにしている。少なくとも30万人。この数字は果たして多いのか少ないのか。わからない。 彼らは悪くない。人を何人も殺した元少年兵だった子供たちは私たちよりずっと、平和の意味を理解していて、望んでいて、未来を見つめ、夢を持っている。そして今も、過去の過ちに苦しんでいる。そんな彼らの事を知り、許すことが求められている。実際に私が家族を殺されたら、許すかどうかなんて本当のところわからない。だけど、彼らがなぜそんな状況にあったのか、なぜ殺さなければいけなかったのかを、私は知っている。少しだけども知っている。彼らは悪くない。 無関心は一番タチの悪い、そして一番私たちが得意な習癖だ。このくそったれな壁をぶち壊してみんなを巻き込む方法を僕は知っている。 でも怖い。だけどやらなきゃいけない。
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こんな現実を知らなかった。 なんて悲しい。 なんて酷い。 知ったからには何かしたい。 切実に、そう思った。
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私達の生活が、地球の反対側の子ども達の犠牲の上に成り立ってる? 辛い現実が書かれているが、最後の「責任があるということは、私達に出来ることがあるということ」という言葉に救われる。 少しでも、出来る事を探して子ども兵や小型兵器を減らす手伝いをしていきたい。
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