彼岸花 の商品レビュー
読んでいない、知らないのなら一度図書館とか探して読んで下さい。毒物カレー事件の犠牲者となってしまった息子へ送った、母が書き上げた絵本です。すぐ読めます、スラスラと読めます。でもとても心が痛くなる位に切なくなります。 暖かい挿絵のタッチが余計、切ないです。
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先に作者の欄を読むとそれは 四人の犠牲者と六十三人の患者を出した 和歌山市の毒物カレー事件で犠牲となった、 小学四年生の長男大貴(ひろたか)君のことを 母親、林 有加さんが息子さんへの思いをまとめた本でした。 母に会いたい ひろくんが 彼岸花となって 母の近くにやってくるお話です。 短いお話ですが せつなくて心温まるそして やるせなくなるお話です。 表題以外にも お話や大貴くんの書いた絵が載っていて 胸がつかまれる思いがします。。 母の辛さ そして息子を思う気持ち 息子を思うがゆえに前に進もうと頑張ろうとする思い。。 せつないです。。
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