物体O の商品レビュー
・ダブル三角 ・仁科氏の装置 ・あれ を読んだ。筒井康隆もそうだが、この人たちの女性への考え方、表現の仕方がなんとなく好きになれない。
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高校生だった俺でもわかるくらいに、小松左京は天才。 なぜか最後のオチに、ゾクッとくるカッコよさを感じた一冊。
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今読んでも、SFとしては全然古くないです。政治色バリバリなところは、さすがに時代を感じますけどね。やたらとフリーS◯Xの描写が出てくるしヽ( ´ー`)ノでも、十分面白いです。これこそセンス・オブ・ワンダー!
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ことの本質をとらえるのが抜群にうまい人。小松左京さんはそういう人だと、びしびし感じる一冊。未来視のできる人… と言ってもいい。ここにおさめられた物語のテーマは、今読んだらすごく実感できるけど、発表当時は荒唐無稽ととられたかもしれない。でもその荒唐無稽に近い未来がやってきてしまった...
ことの本質をとらえるのが抜群にうまい人。小松左京さんはそういう人だと、びしびし感じる一冊。未来視のできる人… と言ってもいい。ここにおさめられた物語のテーマは、今読んだらすごく実感できるけど、発表当時は荒唐無稽ととられたかもしれない。でもその荒唐無稽に近い未来がやってきてしまったのだ。鋭い洞察と的確な分析でもって導かれた未来は薔薇色じゃない。視える人には視えていた。でもそれが冷酷無比なばかりじゃなくあたたかみも伴っているのは、小松さんが人間を好きだからなんだろうかなあ。きっとさよならの瞬間まで、人間を信じていた人だっただろう。 「袋小路」がいちばんロマンチックで、好きですねえ。 「黴」でなんとなく読みかけのレム「エデン」を思い出した。
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