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101個目のレモン の商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

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俵 万智さんのエッセ…

俵 万智さんのエッセイ集。もちろんステキな歌もたくさん盛りこんで、とっても爽やかな気分になります。サラダ記念日の時から、なんとなく心に残っている作家さんです。

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友人、絵、芝居や家族…

友人、絵、芝居や家族、ユーモラスで暖かなエッセイ集。「自身の30代がここにつまっているようなきがする」と作者は言う。

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友人、絵、芝居や家族…

友人、絵、芝居や家族、ユーモラスで暖かなエッセイ集。「自身の30代がここにつまっているようなきがする」と作者は言う。

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歌人である俵さんの素…

歌人である俵さんの素顔が垣間見られるエッセイです。女性らしい柔らかな感性が光っています

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2021/02/22

ちょうど20年前に刊行されたエッセイ。20世紀から21世紀へ、世の中が激しく移り変わる時代だったようだ。そのなかで感じる不安や危機感、未来への期待や希望が記されていてとても興味深かった。2021年の今、便利な世の中だが、言葉の価値が薄れていっている。彼女の言葉の力への想いを読み、...

ちょうど20年前に刊行されたエッセイ。20世紀から21世紀へ、世の中が激しく移り変わる時代だったようだ。そのなかで感じる不安や危機感、未来への期待や希望が記されていてとても興味深かった。2021年の今、便利な世の中だが、言葉の価値が薄れていっている。彼女の言葉の力への想いを読み、改めて言葉を大切に使い、文化を残していかなければならないと感じた。彼女の短歌同様、無駄を削ぎ落とした素直で真っ直ぐな文章が心に響いた。

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2014/08/13

俵万智の30代を綴ったエッセイ集。 テーマは本当にバラバラ。短歌に関わることも、そうでないことも。 俵万智の感性と選ぶ言葉が大好きで、読むたびいつも共感する。もしくは、いいことを教えてもらったような気分になる。普通に生活していく中から、選び、切りとり、言葉でつなぐ。とても女らしい...

俵万智の30代を綴ったエッセイ集。 テーマは本当にバラバラ。短歌に関わることも、そうでないことも。 俵万智の感性と選ぶ言葉が大好きで、読むたびいつも共感する。もしくは、いいことを教えてもらったような気分になる。普通に生活していく中から、選び、切りとり、言葉でつなぐ。とても女らしい人だと思う。 それからこの本には、とてもいい短歌や、読み返したくなる本や、読みたいと思う本がいくつも出てきて、これからの読書につながる部分が多く、嬉しかった。ちゃんとメモして古本屋行く。

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2014/06/29

三章 大切な本たち、四章 絵画のあれこれ、 五章 短歌の部屋 のみ読了。エッセイは、好きな箇所だけ抜粋して気ままに読めるからいいなと思う。 ・北杜夫のどくとるマンボウ、梶井基次郎の檸檬がとてつもなく読みたくなった。タイトルの「101個目のレモン」は、ここからきてるのねー、と納得...

三章 大切な本たち、四章 絵画のあれこれ、 五章 短歌の部屋 のみ読了。エッセイは、好きな箇所だけ抜粋して気ままに読めるからいいなと思う。 ・北杜夫のどくとるマンボウ、梶井基次郎の檸檬がとてつもなく読みたくなった。タイトルの「101個目のレモン」は、ここからきてるのねー、と納得。 ・単行本を借りる派だけど、文庫本を買う派に移行したくなった。 ・久しぶりに短歌を目にして、懐かしいなという気持ちになった。高校の国語の授業ぶり。 観覧車回れよ回れ思ひ出は 君には一日我には一生 栗木京子 これ、すきだったなあ。

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2012/08/04

俵万智さんの随筆。自身の歌集であるチョコレート革命やチョコレート語訳「みだれ髪」などの解説もありなかなかおもしろかったです。

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2012/07/13

短歌を織り交ぜたエッセイみたいなもの。 何だか彼女の世界観を少し垣間見た気がする。 この中で紹介されていた 大口玲子「海量」がとても気になった。 "甘えたき気持ち悟られまいとしてイルカのやうな明るさを見す"

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2015/03/18

ごめんなさい俵万智さん。 ごめんなさい俵万智さん。 本・絵画そしてお芝居についてのエッセイでした。彼女の短歌は短歌ではないように思います。歳月と人々の目の中で磨耗しなくなってしまうような、薄い作品だと感じました。ところどころに入る短歌はなんだか場違いて?なものが多かったです。ひと...

ごめんなさい俵万智さん。 ごめんなさい俵万智さん。 本・絵画そしてお芝居についてのエッセイでした。彼女の短歌は短歌ではないように思います。歳月と人々の目の中で磨耗しなくなってしまうような、薄い作品だと感じました。ところどころに入る短歌はなんだか場違いて?なものが多かったです。ひとつひとつの論評もなんだか芸術家ぶっていて…。きっとワタシの読み方があまいのでしょう。 古典というのは、長い年月、おもしろいから読みつがれてきたものなのです。とありますが、まさにこの作品が文庫とならんことを。

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