心の宝箱にしまう15のファンタジー の商品レビュー
作者自身が特に気に入っている15の短編を選んである。 コミカルなものから静かな感動の余韻が残るものまで、どれをとっても味わい深い。大切にしたい物語たち。 折に触れ手にとって読みたいので、本を買おうと思う。
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イギリスの作家ジョーン・エイキンの至極の短編15編。 エイキンの物語は、昔ながらのおとぎ話の雰囲気に現代のユーモアが重ねられ、読んでいてとても楽しいし、心に心地いい。悲しい物語もシュールな物語もどれもおもしろい。 ”真夜中のバラ”、”本を朗読する少年”が特にすき。アーミテージ...
イギリスの作家ジョーン・エイキンの至極の短編15編。 エイキンの物語は、昔ながらのおとぎ話の雰囲気に現代のユーモアが重ねられ、読んでいてとても楽しいし、心に心地いい。悲しい物語もシュールな物語もどれもおもしろい。 ”真夜中のバラ”、”本を朗読する少年”が特にすき。アーミテージ家の話も、どれもほんとにたのしい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2016年6月再読。短編集。 アーミテージ一家の男の子マークが活躍するお話が面白かった。なかでも『シリアルガーデン』がいい。古い食料品店の棚から発掘されたおかしなシリアルの空き箱にプリントされたジオラマを組み立てると、その世界に吸い込まれてしまうお話。美しくて楽しくて、やがて哀しく切ない。
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タイトル通りのファンタジーらしいファンタジーが15編。 それぞれにさまざまな感触を持つ、どれも素敵なお話でした。 一編一編はとても短いものですが、一気読みするのが何だかもったいない様に思い、 いつもよりも時間をかけ、ゆっくりと読みました。 子供から大人まで。ファンタジー好きな方は...
タイトル通りのファンタジーらしいファンタジーが15編。 それぞれにさまざまな感触を持つ、どれも素敵なお話でした。 一編一編はとても短いものですが、一気読みするのが何だかもったいない様に思い、 いつもよりも時間をかけ、ゆっくりと読みました。 子供から大人まで。ファンタジー好きな方は是非。
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うーんと、童話?なのかな。 中には、ちょっともの寂しい終わり方をするものもありました。 ロボットの話なんかは、ちょっと怖かったよ。。 「ゆり木馬」が一番好きかな。
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アーミテージ一家の、 ドタバタの不思議ばなしから、 昔話のような背景から紡がれる 幻想的なものがたりまで。 語るリズムも、一編ずつ変化する、ファンタジー集。 エイキンが、自ら選んだ15編なんだって。 もう、それ自体が詩のような、 ひとつひとつのタイトルだけでも、わくわくする...
アーミテージ一家の、 ドタバタの不思議ばなしから、 昔話のような背景から紡がれる 幻想的なものがたりまで。 語るリズムも、一編ずつ変化する、ファンタジー集。 エイキンが、自ら選んだ15編なんだって。 もう、それ自体が詩のような、 ひとつひとつのタイトルだけでも、わくわくする! エイキンの短編を読むと、 なんで、生きていくのに物語が必要なのか、 わかる気がする。 人生には、何が必要か、何が大切か、 (愛、仲間、勇気、夢、音楽、ユーモア、etc) 感じることができるだけでなく。 人のこころは、どんなに大きく、 やさしさ、うつくしいもの、たのしいことを、 生み出し、しまっておくことができ、 人にわけあたえることができるか。 それを、示してくれているように、思うんです。 素敵な本でしたけど、ひとつ、 このタイトルが・・・ 原題は「A Handful of Gold」、すごくいいのに。
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創造力を高め、わくわくさせられる1冊です。 1話づつは短いので 長い本や読書が 苦手な子にも大人にも勧めです。
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ジョーン・エイケンって表記が多くて間違って覚えてた。女の人だったのか…なんとなく作者のイメージが「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんとかぶる。 物語自体は、なんだか懐かしくて、でも日本の民話や昔話とはちょっと違う。夜中眠れないときや、なんだか寂しいときに丁寧に読み返したい本。
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現代イギリス児童文学きっての名ストーリー・テラーのジョーン・エイキン自らが選んだ珠玉の短編集。原書のタイトルは“A HANDFUL OF GOLD”(一握りの黄金)、そのとおり、上質で煌めいたファンタジーの数々を堪能できます。
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流石に、全部が全部ハッピーエンドって訳にはいかないけど。 確かに上手い。そして綺麗。読み終わるとそれが凄い分かる。 どれも少しの切なさを残して、好奇心を満たしてくれる。そんな本。
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