キミは動物と暮らせるか? の商品レビュー
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食べて寝て・・・。 それをただ眺めているだけで、いや、一緒の空間にいるだけで、幸せだと感じることができるかどうか。 それが、犬や猫以外の、「人に馴れない」、「珍獣」と暮らすコツだと言われると、なるほど、と思う反面、それでは満足できない、と自分では感じてしまう。 動物を売るお店の経営、売値のつけ方、珍しい動物たちの特徴、飼い方などもわかりやすく書いており、示唆に富む、素晴らしい本であった。
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なんとなく読んでみましたが、思ってたより面白かった。タイトルの「動物」を「ケダモノ」とルビしている通り、普通の犬猫小鳥ではなく、いわゆる「珍獣」を飼うにはどうしたらいいか、という点からまとめられてます。刊行が古いので、今となってはもはや「珍獣」ではない動物もいますが、それでも十分に楽しめます。 冒頭には著者なりの「珍獣」の分類が載ってますが、これも面白い。中盤からは「類」「目」を大雑把に分類したうえで、それぞれの珍獣ごとに飼いやすさや飼いにくさが細かく説明されてます。 動物を「買って飼う」ことについては、著者はなかなか辛辣です。ペットに夢を持ちたい人は読まないほうがいいかも、です。 個人的には、有袋類や単孔類(いわゆるカモノハシ)が、どうして哺乳類なのに妙な形態になったのかがこの本を読んで理解できたので、それだけでも読んだ価値はあったかと思いました。
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珍獣飼育入門書。珍獣飼育の心構え、飼い主の姿、自然に対するスタンスなどを独特の語り口で綴る。珍獣と暮らしてみたくなること請け合いです!
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飴屋氏や動物飼育に興味がなくてもふつうにちょっと面白い観点からの生物飼育論・エコロジー論として読めます。
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