紙の道 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
紙の発明から地理的な広がりがかかれており、仏典の記述も多かった。不勉強なもので日本への伝来も書かれてあったが、ピンと来なかった。紙ではなく、仏教伝来の方に興味深く感じられた。また、チンギスハーンによる西征の記述には衝撃を受けた。表面的な世界史だけではなく、深く勉強したいと感じた。
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読破しました。タラス河の戦いという、私が気にもしていなかった戦争が、紙の伝播の契機になり、コンビニのレシートを見て、その恩恵にあずかっているのだな、と、思いました。とても読みやすく、読んでいて楽しかったです。
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今では身近になった「紙」がたどった道・・・西暦105年に中国(後漢)の蔡倫が発明したとされる製紙技術が、思想・宗教をのせて どう伝播したか・・・紙を素材に、東西交易を織り込んだロマン・・・ 「((新聞連載が)ただもうたのしかった」、「作者の享受したたのしさが、読者にもつたわること...
今では身近になった「紙」がたどった道・・・西暦105年に中国(後漢)の蔡倫が発明したとされる製紙技術が、思想・宗教をのせて どう伝播したか・・・紙を素材に、東西交易を織り込んだロマン・・・ 「((新聞連載が)ただもうたのしかった」、「作者の享受したたのしさが、読者にもつたわることを祈ってやまない。」という陳舜臣さんの、歴史好きにはたまらない1冊。
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