探偵に恋する3日間 の商品レビュー
花本先生、2冊目です。 「機械仕掛けの天使」がなかなかプロットが凝っていて、 たっぷり詰め込まれていた感じがあったので、 それだけ心配だったのですが、楽しく読めました^^ 天然というかおバカというか、純粋というか… そんな受がとてもお上手です。 そして、セリフ回しの「(台詞)…...
花本先生、2冊目です。 「機械仕掛けの天使」がなかなかプロットが凝っていて、 たっぷり詰め込まれていた感じがあったので、 それだけ心配だったのですが、楽しく読めました^^ 天然というかおバカというか、純粋というか… そんな受がとてもお上手です。 そして、セリフ回しの「(台詞)…」の多様のせいもあってか 台詞がとにかく囁き口調かつふわふわした感じなのが 文章の特徴でいらっしゃるのかなと。 そんな純粋バカの主人公が犬を発見できたとき、 探偵さんが云った台詞、 「あの犬は、お前に救われる運命だった。/ お前が勅使河原家に生まれて、18年間我慢して、 自由を求めて家でして、公園に探偵に拾われて、 腹筋と腕立て100回やって助手になって、 命を助けに来てくれるのを、あの倉庫の暗がりで待っていたんだ」 というところと、最後に主人公が告白したときの、 「オレは、右京さんに運命的に拾われたの?」 というあたりの運命論の回収の仕方にじんわりきました。 しかし、大胆なほど正統派ハッピーエンドで… そのあたりの巧妙なプロット作りはどこに行ったのかと^^ おとぎ話のヒロインみたいな主人公のおかげで、 いっそ後味がよかったですが^^
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この作家さんの作品を初めて読みました。探偵はかっこいいね。家出した楓くん、荷物を減らす為に着れるだけ着て膨れていた、というのは笑ったね。私の脂肪も脱げるといいのに・・・(涙)。
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