ちょうちょ はやく こないかな の商品レビュー

甲斐信枝(著者)

2023/08/18

ちょうちょが自分のところに来ないかと待つ花。
野に咲く花の美しさが水彩で表現されている。
いろいろな野花や蝶が描かれていて、淡めの色合いがとても素敵。
短いながらも引き込まれるストーリー。

【ママ評価】★★★★★
とっても綺麗な絵本。
バラやユリのような花ではなく、野に咲く花が水彩で美しく描かれている。
土に根を張る野花の自然の美しさが感じられる。
ちょうちょが自分のところへ来ないかと心待ちにしている野花。
他の花のところへちょうちょがいってしまう描写は、久しぶりに胸が締めつけられるような気持ちになった。
最後にちょうちょが自分のところへ来てくれた場面で、もっとパァーっと明るい喜びが表現されていたら救われる気がして良かったのに…と感じた。
けど、そんな現実的で自然なところが良いのかもしれない。
ちょうちょも気まぐれで明日も来るかはわからない。
そんな儚さ。
どこまでも‘自然’の美しさを描いているのかもしれない。

【息子評価】★★★
息子にはちょっと背伸びな絵本だったかな。
全然興味を持たず。
最初から最後までチラッチラッと見るだけ。
トミカ9割、絵本1割。
お花を見ると「きれー」と言ってくれることが多いけれど、今回はお花が小さくてわかりづらかったかも。
あと、淡い水彩の絵はあまり反応が良くない傾向がある気がする。
まだまだお子ちゃまですね。
1歳10ヶ月

2022/12/06

３歳１か月。図書館で借りました。
親目線ではかわいいと思ったけど、子どもはあまり興味を示しませんでした。
誰が語ってるかわからなかったのかもしれない。

2022/09/26

擬人化というほどでもない、写実的な絵なのに、さりげなく感情を持っているのが見て取れるのがユーモラス。物語もシンプルながら満ち足りた気分になる。

2022/06/24

2歳6ヶ月。図書館で借りた本。
最近、「電車来ないかなあ〜。いつくるかな〜。きたー」が息子のブームなので、ちょうちょと花の関係だけどすこし親近感は感じてもらえたんじゃ無いかしら。じっくり聴いてくれた。

2021/01/28

ちょうちょこないねー、あ、ちょうちょいっぱいきたー！と反応してました。最後にちょうちょが来てくれて喜んでました。

2020/06/21

2歳3ヵ月。
春の雑草がたくさん出てくる可愛い絵本。雑草にも興味を持った母としてはとっても楽しい絵本。

2020/03/31

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「春」「チョウの羽化を習う3年」に。

ちょうちょがなかなかとまりに来ないのがもどかしい。できれば事前に花の名前も理解してから読んであげてほしい。

2020/03/03

2017.3.18
ちょうちょが来てくれるのを待ちわびる花の話。お花たちが吸い寄せられるように近づいてくるちょうちょの方をぐっと向くのが、待ち焦がれる気持ちが現れていてキュンとなる。繊細で可憐な絵もいい。

2018/06/01

知っている花が多いので、娘もテンション上がり気味。絵本自体は私の所にもきてー、と花が待つ物語。そういえばレンゲって見ないな。私が小さい頃（何年前の話）は一面のレンゲ畑ってまだあったけど・・・。（1歳11ヶ月）

2017/11/20

「ちいさな　はな」（オオイヌノフグリだろうか）が、自分に「ちょうちょ」がとまってくれるのを、いまかいまかと待ち続ける、という絵本。
花々も蝶々もリアルなタッチで描かれながら、主人公の「ちいさな　はな」にだけは感情が見えるのが良い。一見、他の花と同様なのだけれど、茎の向きや伸び方、葉やつぼみのつき方が、控え目ながらまるで蝶へ両手を差し伸ばしているようにも、手を振っているようにも見える。幼児の心にすっと入り込みそうなストーリーも手伝って、全体に自然な優しさを感じる絵本。