母をたずねて三千里 の商品レビュー

エドモンド・デ・アミーチス(著者),箱石桂子(著者)

かつて「世界名作劇場…

[文庫ＯＦＦ]

かつて「世界名作劇場シリーズ」で放送されたアニメのノベライズ版。イタリアのジェノバに住む少年マルコが、アルゼンチンに働きに出たままの母に会うために一人旅に出る物語。つらい出来事がこれでもかとマルコに襲い掛かるのでアニメで見ていた当初は痛々しくてたまりませんでした。このノベライズ版は、ページ数の問題なのか、駆け足なダイジェスト版という感じが拭えない点が惜しいです。

2022/04/18

久しぶりに動画をみたら、
涙が止まらず。

マルコの健気さと、頑張りと
人を思いやる優しさ。
それでも、幾度か命の危険が迫り
助かって欲しいと、願いながら
放送当時、テレビを見ていた頃を思い出した。

母に会えた嬉しさは、
同じく、子供に会えない母の辛さと重なり
病床の母と、必死の思いでたどり着いた息子の
再会のシーンは、わかっているのに何度も泣いてしまう。
ハッピーエンドで、本当に良かった。

フランダースの犬の最終話と、ネロの過酷な境遇は
子供ながらに、辛くてしかたなかったから、
マルコの笑顔と、故郷へ戻る道すがら
お世話になった人たちと、再会する親子の笑顔が
嬉しかった。

2018/02/03

お母さんを探して旅にでたマルコは、旅のとちゅうにいろいろあってとても大変だったと思うけど、そのときにくじけず、前に進んでいく姿がすごくすばらしいなと思いました。

2014/11/18

母を訪ねて色んな所を巡り巡り、行く先々で色んな人と交流をしては学び主人公は成長、そして母の元へ。という話し。

2020/05/05

スペイン語版。1882年、イタリアに暮らす少年マルコ・ロッシが、アルゼンチン共和国のブエノス・アイレスに出稼ぎに行ったっきり音信不通になった母アンナ・ロッシを尋ねるため、アルゼンチンへ自ら旅に出る物語。マルコは旅の途中、何度も危機に陥り、そこで出会った多くの人に助けられ、その優しさに触れながら成長していく。そして最終回は、途中お世話になった人々の何人かと再会を果たし、お礼を言いながらジェノヴァへの帰路に着くという流れになっており、人々の優しさと、それに対する感謝の気持ちが、物語のテーマのひとつとして貫かれている。