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ルパン三世 ジャズノート&DVD の商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2011/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昨日、ルパン三世 ジャズノート&DVD (大野雄二)を読み終えた。私のピアノトリオのドラムの方から「これを、読んでみたら。」と手渡されたものだ。 大野雄二はジャズピアニストだ、と言うよりは圧倒的にルパン三世の音楽を担当した作曲家と言うイメージが強いだろう。 特に宮崎駿が監修した「カリオストロの城」・・youTUBE・・(この名シーンのバックで流れている曲が”炎の宝物・FIRE TREAURE”だ。)は別格だと感じている人も少なくは無い。大野雄二が作曲している”炎の宝物・FIRE TREAURE”は名曲中の名曲である。 話は戻して、大野雄二は日野皓正の初期のアルバム「アローン・アローン・アンド・アローン」 においてのピアニストだ、当時は日野元彦・稲葉国光等とプレーをともにしていた、日本の最先端ジャズ音楽を担当していた人だ。 何故、大野雄二はジャズの世界を離れ作曲家の世界に身を置く事になり、そして何故、60歳を過ぎてからジャズの世界に戻ってきたかを書いてある。 端的に言い表せば、”制作の面白みが無いものには興味が湧かない。”と言う事になるだろう。 ジャズを離れるきっかけとは、当時の日本のジャズ界が、「最先端のジャズを志しているものが真のジャズマンである、それ以外のアプローチをしているものはまやかし物である。」と言う考え方に嫌気がさしたからだそうだ。 そして、栄光の作曲家としてのバラ色の世界から少し距離を置き、今また何故、ジャズの世界に戻って来たのか、その切っ掛けとは・・・ 制作サイドより営業サイドの方が力を持ち、曲の依頼を受ける冒頭から、デモテープを渡され、「この曲のように作って下さい。」等と言う、”imitation制作依頼”をされるようになったからだそうだ。 彼の売れっ子作曲家としての人気を博する為の努力、そして維持する為の努力を鑑みるに、感興を削がれ始めたのには十分納得できる。 大野雄二・・・好きこそものの上手なれ・・を実践している音楽家の一人だ。

Posted byブクログ

2009/10/25

<立ち読み> 声優陣と大野さんの関係にちょっと感動するかも。是非近々購入したい本。表紙のルパンがこのバージョンなのが嬉しい。わかってるねぇ〜♪

Posted byブクログ

2009/10/04

大野雄二が音楽とルパンを語った本です。ハードカバーですが、文章が読みやすく面白いです。 たぶんルパンに対しても私と好きポイントが同じようで、そうそう、とか、あったあったとか思いながら読みました。 DVD付きなんでちょっと贅沢。

Posted byブクログ