椿と花水木(上) の商品レビュー

津本陽(著者)

ジョン万次郎の波瀾に…

[文庫ＯＦＦ]

ジョン万次郎の波瀾にみちた生涯を描いた傑作。「人は一遍死ぬけん、怖がることないきに」、万次郎は努力と根性の大切さを身をもって教えてくれる。それにしても人の運命とは分からないものですね、、。

2013/10/22

（「BOOK」データベースより）
人は一遍は死ぬけん、怖がることないきに―鰹船に乗り、命を張って富を求めようと少年は水平線を見据える。土佐・中ノ浜の貧家に生まれた彼が歩むことになる破天荒な人生を、このとき誰が予想しただろうか。時化の海での遭難、無人島漂着、捕鯨船による救出、そして異郷アメリカでの生活…時代を越えて記憶され続ける“ジョン万次郎”の壮大なドラマが今、始まろうとしている。

2012/05/19

自分の読んだ本の中でも限りなくトップに近い作品。

歴史小説という感じがしません。ひとりの男性の超・波乱万丈の人生を描いた、涙あり・驚きあり・感動ありの大作です！
電車の中で思わずウルウルしてしまったことも・・・・

歴史本好きじゃなくても絶対オススメの一冊。

2009/10/04

ジョン万次郎を描いた作品。
土佐で貧しい生活をしていた万次郎が、異国の地で生活していく。
当時の日本が世界の中で遅れていたことがわかる。
立派になった万次郎がこれからどうなっていくか楽しみである。