ポストモダン小説、ピンチヨン以後の作家たち の商品レビュー

アメリカ文学

2020/10/12

ユーシュ・モリナーロの『キアスクーロ』では、こぶのできた女性の話が出てきたり、ウィリアム・T・ボルマンの『失われた物語たちの墓』ではポーのユリイカのサンプリングが行われていたり。面白い短編集。ジェイン・ローダー『ワイルド・アメリカ』も、GPSみたいで面白い。ラリイマキャフリィのこれは、評論なのか？　小説なのか？

2010/06/26

［　内容　］
複数の物語あるいは言語を混在させた「小説」、いわゆる〈ポストモダニスト・フィクション〉がアメリカで隆盛を極めた１９６０～７０年代。
トマス・ピンチョン、ジョン・バース、ロバート・クーヴァー、ウイリアム・ギャス、レイモンド・フェダーマン、ジョセフ・マッケルロイ、ギルバート・ソレンティーノ等が、その代表的な作家といえるが、本号では、彼らの精神を受け継ぎつつ、独自の世界を構築する８０～９０年代作家たちの作品の粋を選りすぐった。

［　目次　］

［　ＰＯＰ　］

［　おすすめ度　］

☆☆☆☆☆☆☆　おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆　文章
☆☆☆☆☆☆☆　ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆　メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆　冒険性
☆☆☆☆☆☆☆　読後の個人的な満足度
共感度（空振り三振・一部・参った！）
読書の速度（時間がかかった・普通・一気に読んだ）

［　関連図書　］

［　参考となる書評　］