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よくわかるキリスト教@インターネット の商品レビュー

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2024/07/11

「本書では、単にインターネット上の個々のウェブサイトの紹介をするだけではなく、それらがどのような歴史的・文化的・神学的文脈の中に置かれているのかに注意を払うことによって、大きな道筋を示そうとしている」と「はじめに」に書かれているとおり,初心者の私にとっては,リンク集以上に本文その...

「本書では、単にインターネット上の個々のウェブサイトの紹介をするだけではなく、それらがどのような歴史的・文化的・神学的文脈の中に置かれているのかに注意を払うことによって、大きな道筋を示そうとしている」と「はじめに」に書かれているとおり,初心者の私にとっては,リンク集以上に本文そのものの解説が大いに参考になった。付箋付けつつB5ノートに興味を惹かれた点をメモしながら読んでいったのだが,最終的には7ページぐらい分量になった。私自身は現在「いのちのみことば」(Thru The Bible日本語版,5年かけて聖書全体を詳しく学ぶコース,BBN聖書放送と公式サイト有り)をベースに学んでいる最中であり,それと比較して,本書のここの記述はちょっと違うんじゃないかとか,説明不足じゃないかとか,こんな資料やWEBサイトがあるのかと気付かされたり,教派による違い(日本での評価と現地米国での評価の違い)に興味惹かれたり,とか。ともあれ,とっかかりとして色々役立ったように思う。残念なのは,本書6ページにかかれている教文館WEBサイトで公開されているはずの本書のリンク集が現時点(2024/7/11)で無効となっている点。結局は Wayback Machine (web.archive.org)で過去のページを探し,見つけることが出来た。20030919版,20090830版 があり,違いは3箇所。本書のリンク集URLは「キリスト教学関連リンク - キリスト教学専修ウェブサイト - 京都大学 大学院文学研究科・文学部」のWEBサイトにも記載があるので,そのURLでWayback Machineで調べればよい。また,著者の「小原克博 On-Line」WEBサイトで「HOME>教会と神学>キリスト教関連サイト - リンクについて」を見つけたが,本書とは構成がかなり異なっているようだ。ちなみに,海外のサイトについては,今やGoogle翻訳やiPhone Safari標準搭載の翻訳機能でWEBサイトまるごと日本語化して読めるので,ありがたいことだ。インターネットでない一般の書籍について紹介する本も出るといいなぁ。国立国会図書館デジタルコレクションが2022年12月にリニューアルされ,著作権切れの本以外に,絶版で入手できない本についてもWEBで読めるようになったのはありがたく,活用させていただいている。 ※ 追記 【本書6ページにかかれている教文館WEBサイトで公開されているはずの本書のリンク集URL】 http://www.kyobunkwan.co.jp/LINKS3.html ※ リンク切れ。 【Wayback Machine ( https://web.archive.org )での上記URL確認結果】 https://web.archive.org/web/*/http://www.kyobunkwan.co.jp/LINKS3.html (a) https://web.archive.org/web/20030919040833/http://www.kyobunkwan.co.jp/LINKS3.html (b) https://web.archive.org/web/20090830062807/http://www.kyobunkwan.co.jp/LINKS3.html 【小原克博 Online 「HOME>教会と神学>キリスト教関連サイト - リンクについて」】 https://www.kohara.ac/church/link/

Posted byブクログ

2013/05/22

インターネットとキリスト教を取り巻く状況、特に世界の中でのキリスト教の多様性をインターネットというキーワードで網羅的俯瞰的に紹介している。 インターネットよりもテーマや論題は実に、現代においてキリスト教は一括りにできない無数のものであるということではないか。

Posted byブクログ