1421 の商品レビュー
久々に読んだ超大作! アジア人の凄さ 今まで知らなかったが、すごいことをした人間がまだまだ歴史の中に埋もれてるんだろうなあ
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教科書に書いてる、マゼランが世界で初めての世界一周。コロンブスがアメリカ大陸発見というのを覆す本。 中国人が明の時代にすべて世界を周り詳細な地図をつくっていたというお話。 うん、中国人ならやりかねない笑 だが、学者からは偽史であり根拠に乏しいと言われているとのこと。 歴史を考え...
教科書に書いてる、マゼランが世界で初めての世界一周。コロンブスがアメリカ大陸発見というのを覆す本。 中国人が明の時代にすべて世界を周り詳細な地図をつくっていたというお話。 うん、中国人ならやりかねない笑 だが、学者からは偽史であり根拠に乏しいと言われているとのこと。 歴史を考えるには想像力が必要なのである。
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2003年刊。著者は元英国海軍軍人(潜水艦館長)。コロンブスの新大陸到達前に、そこに到達した船が存在した。それは明朝永楽帝の命令の下、アフリカ西岸まで派遣された鄭和艦隊の一部。これを考古学的資料や古地図を交えつつ解読。世界史的意味からすれば、コロンブスの米大陸到達が鄭和艦隊に遅れるとしても、鄭和艦隊よりも影響の大きいコロンブス到達の世界史的意義(善悪如何に無関係)は減じない。翻って、本書の意義は、鄭和艦隊の業績・結果の再検討を促し、本書の真偽・真相を明らかにする必要性を世に知らしめた点だいうことができる。また、本書の内容に説得力があるかは確実なところは言えないが、なかなか面白い内容であったことは間違いない。
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中国、明の時代に永楽帝の命をうけ鄭和がコロンブスよりも70年はやくアメリカ大陸を発見していたらしい。その証拠が各地で次々と見つかる。コロンブスらが使用していたであろう古地図、大船団の残骸、一番驚くのは鄭和らが持ち込んだらしい植物や動物、それらはDNAが旧大陸品種と一致することだ...
中国、明の時代に永楽帝の命をうけ鄭和がコロンブスよりも70年はやくアメリカ大陸を発見していたらしい。その証拠が各地で次々と見つかる。コロンブスらが使用していたであろう古地図、大船団の残骸、一番驚くのは鄭和らが持ち込んだらしい植物や動物、それらはDNAが旧大陸品種と一致することだ。また発見した大陸に定住した船乗りたちもいた。新大陸ではかられの子孫の話も伝え聞く。西洋史を鵜吞みにしてはいけない、中国が当時の最先端技術をもち世界をリードしていたのは間違いない。中国恐るべし、いつからあのような国に変貌をとげてしまったのか(悲
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明の永楽帝の時代の鄭和がコロンブスの70年前に新大陸に到達していた。それだけでなく、中国の艦隊は南極、北極、オーストラリア大陸にも到達していた!今をときめく中国が実は600年前にも世界をリードした艦隊を持っていたという驚き。著者はあくまでも仮説でありながら、極めて迫力ある語り口で、実はコロンブスも、マゼランも、バスコダガマも、バーソロミュー・ディアスも、そしてキャプテン・クックも、中国艦隊が詳細に観察した結果としての地図を持っていたと主張しています。そしてその証拠となる古地図の存在を主張するのです。そして動植物、遺跡の存在に見る中国人到達の証拠。書いた著者が決して中国人ではなく、英国の潜水艦艦長だったということが面白いですが、船男にいかにも相応しく、北極星・南十字星、カノーブスなどを利用した緯度そして経度の測定方法を詳述しており、中国艦隊はそれを把握していたとの説明が詳しく説得性があります。そして中国艦隊には日本人も乗っていた?古い時代のロマンを感じさせるドキュメンタリーです。証拠証拠というところにやや諄さはありますが、極めて真面目な態度の本だとも言えます。いつの日か、著者の主張のようにコロンブス以前の中国人の到達が事実とされる日が来る可能性はありそうです。
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真偽はともかく、仮説としては面白い。 著者は中国生まれのイギリス人で潜水艦の艦長という異色の経歴の持ち主。これまで世界中の海を航海して得た経験からひとつの仮説を立てた。「中国、明の皇帝・永楽帝の命により世界を航海した鄭和の艦隊が、コロンブスよりも70年早くアメリカを発見してい...
真偽はともかく、仮説としては面白い。 著者は中国生まれのイギリス人で潜水艦の艦長という異色の経歴の持ち主。これまで世界中の海を航海して得た経験からひとつの仮説を立てた。「中国、明の皇帝・永楽帝の命により世界を航海した鄭和の艦隊が、コロンブスよりも70年早くアメリカを発見していたのではないか」というものである。 この仮説を検証したのがこの本である。 鄭和の艦隊の航海は、歴史の史実として残っている。 しかし、詳細を記録した文書や航海の手引書がほとんど残っていない。これは、中国の体制が替わるたびにそれまでの文書や資料が破棄される(前の王朝が否定される)からである。 それでも著者は、物的証拠-磁器や絹、工芸品、石碑を手がかりに、コロンブスの頃には既にあったとされる世界地図と照合しながら鄭和の艦隊の航海ルートを検証している。 現在の活動の内容は、ホームページでも見ることができる。 今後、この仮説が真実であると立証されたならば、西洋からの見方で書かれている現在の世界史は、大きく改訂されることになるかもしれない。 ディスカバリーチャンネルでも特集があり、著者本人が出演し自説の正しさについて述べていた。彼によると鄭和の航海が行われたことは間違いないが、彼等がアメリカ大陸を本当に発見したという証明はまだできないらしい。 鄭和の部下が発見したという仮説に対しても、中国の専門家から多くの反証が挙げられているようだ。(発見したとされる時期にその部下は中国にいたらしい)中国人のアメリカ大陸発見説の真偽はともかく、約600年前に世界航海に出掛けた「鄭和の艦隊」の存在を知らしめたことだけでもこの本の価値はあると思う。勉強になりました。
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(2007.01.05読了)(2006.08.27購入) (「BOOK」データベースより)amazon 1421…世界の海でなにがあったのか。15世紀、中国の明の時代。紫禁城をつくった永楽帝は家臣の鄭和に命じた…水平線の彼方の国、地の果ての国、世界のすみずみまで調査せよ!勅命を受...
(2007.01.05読了)(2006.08.27購入) (「BOOK」データベースより)amazon 1421…世界の海でなにがあったのか。15世紀、中国の明の時代。紫禁城をつくった永楽帝は家臣の鄭和に命じた…水平線の彼方の国、地の果ての国、世界のすみずみまで調査せよ!勅命を受けた鄭和は、1421年宝船といわれる巨大なジャンク船団を率い、世界をめざして航海に出た。大航海時代以前のヨーロッパの古地図に描かれていた、新大陸の一部としか思えない島々…なぜ1492年以前の地図にアメリカが描かれていたのか?世界各地に残された膨大な手がかりや「証拠」をもとに、600年の時を遡り、鄭和がコロンブスよりも70年前に新大陸を発見し世界一周をしていた真実が明かされる。従来の通説をくつがえし、歴史をもぬりかえる衝撃のノンフィクション。
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明の永楽帝の命により派遣された鄭和艦隊がアフリカにまで達していたことは、高校の歴史の授業で習いました。 しかしオーストラリアや南北アメリカ大陸にまで達していた可能性には衝撃を受けましたね! 大航海時代のコロンブスやエンリケ航海皇子らの残した手記・書簡などには、まったく未知の世...
明の永楽帝の命により派遣された鄭和艦隊がアフリカにまで達していたことは、高校の歴史の授業で習いました。 しかしオーストラリアや南北アメリカ大陸にまで達していた可能性には衝撃を受けましたね! 大航海時代のコロンブスやエンリケ航海皇子らの残した手記・書簡などには、まったく未知の世界を探検するのでなく、明らかに誰かが既に発見した地域を再確認しようという意図が書かれているそうです。 著者は本職の歴史家ではなく、英国の潜水艦艦長を務めた退役海軍軍人ですが、本職の歴史家には無い視点、つまり「船乗りの視点」で大航海時代の地図・海図を分析することで、鄭和艦隊の偉業を確認しています。 船乗りが洋上から陸地を見て描いた地図は、どうしても実際の形よりも歪んでしまうもんなんですね! 「彼ら(コロンブスなど)の視野の射程が長いのは、巨人(中国の航海者)の肩に乗っていたからに他ならない」 という英国人らしいユーモア溢れる喩えも気に入りましたw しかしまだ疑問もあります。 世界中に残されている鄭和艦隊の痕跡とされる遺物からは、漢字は発見されていないようです。 あとグリーンランドまで行きながら、何故他の欧州諸国には立ち寄らなかったのか? まあ、今後の研究課題でしょう。 そうそう、秦代に東方の「扶桑国」とされたのが本当にアメリカ大陸だったのか?という疑問にも触れてましたねw ニン、トン♪
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歴史考察型。 今の我々の常識で昔を見てはいけないのは史学の常識。世界各地に残された遺跡から考証すると、今まで伝えられてきた『発見』の歴史が大幅に塗り替えられることになる。 分厚いが、一読する価値はある。
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「コロンブスよりも70年も早く、明朝永楽帝は地球上のあらゆる地域に艦隊を派遣していた」 という仮説を、遺物や動植物、そしてもと潜水艦乗りの経験から検証し、大航海時代の礎石は中国のこの大遠征であったと主張する。
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