555 の商品レビュー
パラダイス・ロストのノベライズ作品。 著者が桜庭一樹ということで身構えて読みましたが、思ったより良かったです。 EVEのノベライズや氏の代表作である「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」と同時期に発表された作品と考えると、全盛期の一つと考えることもできると思います。 劇場版との相違...
パラダイス・ロストのノベライズ作品。 著者が桜庭一樹ということで身構えて読みましたが、思ったより良かったです。 EVEのノベライズや氏の代表作である「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」と同時期に発表された作品と考えると、全盛期の一つと考えることもできると思います。 劇場版との相違点としては水谷が原作より外道でないことと、サイガが出てこないことなどがあります。 サイガは個人的に好きなライダーですが、バトルがメインの内容になっていないので、別に構わないかと思いました。逆に言うとバトルの描写が弱いので、原作のイメージは結構壊れてしまっている感があります。 それと劇場版では語られなかった、乾巧とミナの馴れ初めと過ごした日々がちゃんと語られていたのが印象的でした。 そのままのノベライズではなく、こういうプラス要素があるのはファンとしては嬉しいところでした。
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桜庭一樹だから読んだけれどもし違ったら絶対読んでいなかった本。仮面ライダー555を見ていたらもっといろいろ考えられたのかな。おもしろくなくはないけどすごくおもしろいわけでもない、って感じです。
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文章だからこそできる細やかな心情描写で主人公と相対的な木場勇治の迷い、悩み、出した結論がしっかり書かれていたのが何より良かった。 小説版で加えられたオリジナルシーンである、草加と真里がピアノをデュエットする場面が好き。
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ノベライズではあるものの、本編とは設定が違う点が多々見られる。 分かりやすいところではサイガがまったく登場しないところ。 ただ、映画を見るだけでは中々読み取れなかった木場さんの真意が丁寧に描写されているのはファンとして嬉しい。
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まず、著者が桜庭さんで驚いた。 内容は映画とは少し違った。最後に木場が報われたというか、可哀想なまま終わらなかったのは良かった。サイガが出てこない、台詞がキャラに合っていない等、ファンにとっては残念な部分もあった。
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