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QED ベイカー街の問題 の商品レビュー

3.7

68件のお客様レビュー

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2011/06/04

ホームズは殆ど制覇してるわよ私も…と意気込んで読み始めたら、私なんぞはまだまだシャーロキアンを名乗れないな、と思い知らされました(つ¬`) ライヘンバッハ以前・以降っていう分け方も知らなかったし、ホームズ=モリアーティっていう説も知らなかったし、ワトソンの記述が矛盾だらけって...

ホームズは殆ど制覇してるわよ私も…と意気込んで読み始めたら、私なんぞはまだまだシャーロキアンを名乗れないな、と思い知らされました(つ¬`) ライヘンバッハ以前・以降っていう分け方も知らなかったし、ホームズ=モリアーティっていう説も知らなかったし、ワトソンの記述が矛盾だらけってのも知らなかった…。何か前と言ってること違くね?くらいにしか思ってなかった…。 QEDシリーズは初挑戦だったんですが、肝心のミステリィの部分は正直言って、がっかり…。ホームズの蘊蓄がかなり楽しめたから良かったけど、今後はこのシリーズは手に取らないかな…。 でも、歴史が好きな人には堪らないのかも知れないな〜。 シャーロキアンのパーティーに出席した、桑原崇と棚旗奈々がまきこまれた連続殺人事件。 現場には「さした」と書かれたダイイング・メッセージ。そして、2人目の被害者が体を張って残したのは、「踊る人形」に見立てたダイイングメッセージだった! 崇が披露するホームズの新しい境地と、意外な真犯人とは?

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2010/09/13

QEDシリーズの3作目。今までの歴史ミステリーとは違って、   創作の人物であるシャーロック・ホームズをテーマに 取り扱っている。 そのせいなのか、事件の解明部分は1~2作目よりも 正統派のミステリーになっているように思える。

Posted byブクログ

2010/08/20

シャーロキアン未満ではあるけれど、この説って結構一般的だよね。そういう意味では納得。発見されてもおかしくない薬物、の下りはシンプルに決まって面白かった!

Posted byブクログ

2010/02/13

メフィスト読んだよー 友達が同名の漫画を薦めてきたので借りてみた。 同じものなのかは知りません。 探偵が凄い!と聞いたものの、ヒロイン(語り部)の同僚の方が濃くないか。 最初この人が探偵だと思ってました。なんか理屈っぽいし。 一応ミステリーなんだが、 おそらく著者の書きたか...

メフィスト読んだよー 友達が同名の漫画を薦めてきたので借りてみた。 同じものなのかは知りません。 探偵が凄い!と聞いたものの、ヒロイン(語り部)の同僚の方が濃くないか。 最初この人が探偵だと思ってました。なんか理屈っぽいし。 一応ミステリーなんだが、 おそらく著者の書きたかった事はホームズの読み解きなのでは?と思う。 私はシャーロキアンでも何でもない(というかホームズはまだらの紐位しかまともに読んだことない)ので、大して思い入れはないからか、 解釈部分は「へー」と興味深く読みました。 ミステリー部分はそんな難解な事件が!奇怪な謎が!衝撃の事実が!華麗な解決が!なことは全くなかったです。 地味というか……。 可でもなく不可でもなく……。 というか適当なんだよ、扱いが。 動機とか真相とか全部ぼやっとした印象。 ミステリーとしてしっかりはしてないなー。 なんか凄く無難な感じはする。 キャラも皆濃くないしなー。 綾辻あたりの無難ーな感じですわ。 ただ綾辻はあくまでミステリー(トリック)に重点置いてるのに対して、 高田はテーマに対する持論披露にある気がする。 綾辻は無難だけどトリックとかは練られてるしな。 高田のはもっと軽かった。 他の作品のテーマ(百人一首に込められた武将のメッセージだか謎だかや、竹取物語は実際あった事か否かとか)にはあまり興味ないので、とりあえずは読まないかなー。 なんだかゴールデンのバラエティーにありそうなかんじ。 実は義経は死んでなくて韓国に逃げてた!とか。

Posted byブクログ

2010/01/03

大阪で時間を潰す必要があるから、と書店をうろついていたら、ちょっと前に聞いていたアルバムと同じタイトルが目に付いたので。 シャーロック・ホームズが好きな人たちが集まったお茶会のような場所で連続殺人事件が起きる。 そして、ホームズファンらが議論していた「シャーロック・ホームズの...

大阪で時間を潰す必要があるから、と書店をうろついていたら、ちょっと前に聞いていたアルバムと同じタイトルが目に付いたので。 シャーロック・ホームズが好きな人たちが集まったお茶会のような場所で連続殺人事件が起きる。 そして、ホームズファンらが議論していた「シャーロック・ホームズの謎」になぞらえて事件が解決される、という内容。 正直、読後感はあまりよくない。 理由は二つあって、一つは犯行の「内容」が、少し現実離れしすぎている気がすること。 別に、非科学的ではないのだけれど、、、非理性的? あの証拠がどうだとかそういう振り返りが出来なかったのが残念。 もう一つは、動機が曖昧なこと。 動機がそもそも無いような状態だったり、あっても不十分にしか説明されなかったり。 確かに、本書前半で触れられているように、人の行動の理由なんて、説明しきれないものだと思う。 でも、人の我侭だとしても、読んで頷ける位の説明は読みたかった。 一方、読んでいるプロセスそのものは、凄く面白かった。 これも、理由は二つ。 一つは、劇中で語られるホームズに関する謎解きが完全に事件とリンクしていること。 その謎解きを読みながら、「こっちがこうってことは、実際の事件はこうじゃないか?」と十分考えられて、それが結構あたっている。 これが凄く気持ち良い。 確かに、状況証拠からたどり着けるわけではないけど、類推という方法で推理できる、と言う意味では、立派な参加余地だと思う。 もう一つは、ちゃんと裏切ってくれること。 7割がたは、ホームズに関する解説を頼りに自分で解決できるんだけど、残り3割は無理。 しかも、かなり意外。 それが提示されるのは、中々清清しい驚きでした。 3時間くらいで読みきったから、実は読み抜かしている部分があるかもしれないけど。 サーッと、読む過程を楽しむには、良い本でした。

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2009/12/28

QEDシリーズ3作目です。 今度は異色のホームズでした。 なんて言うか・・・歴史的事実とかじゃなくて、物語の中の整合性・真実を解き明かす感じが新鮮で面白かったです。 ミステリファンの心理が表れているというかなんというか。 うん。すっかり高田氏のファンになりました。

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2009/12/15

回はホームズに絡めての謎解き!百人一首や六歌仙なんかは全くといって良いほど知識がないのですが、ホームズもそんなにわかりませんがまぁ断然にとっつきやすいです。さすがに<シャーロキアン>は何となく聞いたことあるし 。 タタルの相変わらずぶりや、奈々ってなんか成長しているな~とか思いな...

回はホームズに絡めての謎解き!百人一首や六歌仙なんかは全くといって良いほど知識がないのですが、ホームズもそんなにわかりませんがまぁ断然にとっつきやすいです。さすがに<シャーロキアン>は何となく聞いたことあるし 。 タタルの相変わらずぶりや、奈々ってなんか成長しているな~とか思いながら、読み進めるわけですが、結構、緑川のしたたかぶりとかも含めてこのキャラは好きだな♪ 正直、犯人の予想と動機についてはタタルに説明されるまでわかりませんでした・・・。 前作の『六歌仙の暗号』の時には、途中である程度犯人っぽいな~って思ったのですが、今回は奈々が思っていたようにこの人が犯人だったら?と同じ人を想像していたのでお~!この人が!そして、こんな関係だったの!!とか驚かされましたね この作品は2つの謎解きが同時進行で合わせてタタルが解くので、なんか自分で推理して悩むってより、奈々の立場で聞き入ってしまうんですよね~、本当に奈々の存在が話に入り込みやすくしてくれます♪

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2009/10/04

今回は、日本の歴史的な教養からはずれて、コナン・ドイル氏の作品の『シャーロック・ホームズ』がテーマ。 シャーロック・ホームズファンの人間ならば結構面白くホームズに関する登場人物のコメントを読めるものだと思う。 これも、事件の犯人の動機や、事件そのものが弱冠お粗末な感じ。 氏の作...

今回は、日本の歴史的な教養からはずれて、コナン・ドイル氏の作品の『シャーロック・ホームズ』がテーマ。 シャーロック・ホームズファンの人間ならば結構面白くホームズに関する登場人物のコメントを読めるものだと思う。 これも、事件の犯人の動機や、事件そのものが弱冠お粗末な感じ。 氏の作品はどうも尻すぼみ的な印象を受けるが、起承転結でいう「承」「転」の話が読み応えがあるので読んでしまう。

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2009/10/07

シリーズでは異色だけど、良い。ホームズが題材ならわかりやすい。 少しだけ知識がある分、証明終了時の驚きも一入。 高田さんはすごいなぁ。この路線で3冊、まだ息切れはない。 次はどうなのかしら。

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2011/07/22

大学の先輩から誘われたシャーロキアンクラブ「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」のパーティーに出席した奈々と崇(タタル)。宴もたけなわ「まだらの紐」寸劇の最中に、殺人事件が起きる。過去にはクラブ会員の自殺があり、そのうえ新たな殺人も…。事件の謎解きと平行してホームズ譚の謎解きもタ...

大学の先輩から誘われたシャーロキアンクラブ「ベイカー・ストリート・スモーカーズ」のパーティーに出席した奈々と崇(タタル)。宴もたけなわ「まだらの紐」寸劇の最中に、殺人事件が起きる。過去にはクラブ会員の自殺があり、そのうえ新たな殺人も…。事件の謎解きと平行してホームズ譚の謎解きもタタルの推理で暴かれていく。いろんなスタンスのシャーロキアン達が自説を主張しながら討論したり、会話の中にいちいちホームズの台詞を引用するのが面白くて、ついニヤニヤしながら読んでしまった。シャーロキアンなら楽しめる1冊(怒り出す人もいるかもしれないが)。タタルの「つまり、シャーロキアンというのは虹を追っている人のことなんだ」という素敵なセリフも気に入った!馴染みのバー、オリジナルカクテル「シャーロック・ホームズ」は、一見冷徹だが、非常に情熱的で優しい味。ジンとスコッチとドランブイ(蜂蜜含む)を4:3:1でシェイクしたものらしい。う〜ん、ぜひ試してみたい♪あれ?本の感想になってない?

Posted byブクログ