1985年の奇跡 の商品レビュー
2004年8月16日読了。以下、過去の日記から抜粋。 高校野球もの。 ガチガチの管理体制が敷かれた進学校の中にあって、 落ちこぼれに近い野球部員が奮闘する物語。 きっかけは、すんごいエースが転校してきたから。 しかし、そのエースにはとんでもない秘密があって・・・ と書くと意味深...
2004年8月16日読了。以下、過去の日記から抜粋。 高校野球もの。 ガチガチの管理体制が敷かれた進学校の中にあって、 落ちこぼれに近い野球部員が奮闘する物語。 きっかけは、すんごいエースが転校してきたから。 しかし、そのエースにはとんでもない秘密があって・・・ と書くと意味深ですが、要はホモだったわけです。 周囲の反応はもちろんすさまじいわけですが、 部員は「おい、オカマ野郎」なんて呼んでしまうわけです。 これはすごいですよ。私達にはもう無理な感覚です。 むしろ、目の当たりにしたら注意の一つもしてしまうかも。 でも、彼等はそうすることでバランスを取っているのだということを 実感させられました。かつての私達もそうであったように。 ただ、これ・・・野球小説として読んじゃダメでしょうね。
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懐かしくかつ面白い一冊。 弱小高校野球部に転校生の天才ピッチャーがやってきてトントン拍子に勝ち進み…と御伽噺のような展開から一転して…なところがまたうまい。 今なら結構理解があるかも?な点もあの時代ならやっぱりそうだよなというか。あの当時でも「風と木の詩」とか「イブの息子たち」と...
懐かしくかつ面白い一冊。 弱小高校野球部に転校生の天才ピッチャーがやってきてトントン拍子に勝ち進み…と御伽噺のような展開から一転して…なところがまたうまい。 今なら結構理解があるかも?な点もあの時代ならやっぱりそうだよなというか。あの当時でも「風と木の詩」とか「イブの息子たち」とかあったはずだしまだ腐女子という言葉はなかったにしてもそういう存在はいたはずなのに。「ぼくらの時代」はこれよりかなり前だ。 1985年といえば阪神が優勝し夕焼けニャンニャンが流行しそして私は大学四回生で部活は卒業しゼミは暇だし(暇なゼミにいただけ)今ほど就職活動は厳しくなかったし(特殊な学科だったからなだけかも)甲子園球場へ見に行ったり(あのバース掛布岡田の三連続ホームランを見たのは自慢だ)のほほんとすごしていた、あの時代をちょっと思い出す。…85年である必要があるのかというとそこまであるのかどうかはわからないけど
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ヤル気なし・実力なしの野球部に、眉目秀麗・頭脳明晰・性格明朗のすごいピッチャーがやってきた。一度も勝ったことのない野球部が、夏の甲子園大会の地区予選で名門校を負かして勝ち進んでいく。ところが急に訪れた天才ピッチャーの悲劇・・・。笑える面白さいっぱいとかなり皮肉な面白さとが混じって...
ヤル気なし・実力なしの野球部に、眉目秀麗・頭脳明晰・性格明朗のすごいピッチャーがやってきた。一度も勝ったことのない野球部が、夏の甲子園大会の地区予選で名門校を負かして勝ち進んでいく。ところが急に訪れた天才ピッチャーの悲劇・・・。笑える面白さいっぱいとかなり皮肉な面白さとが混じっていてチョー楽しい。
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夕ニャン世代ではないけど、しみじみした。物語の大筋は青春ものの王道なんだけど、ちょこちょこ伏線を張っていて芸の細かい作品。悪くないです。
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モー娘。じゃなくおニャン子の時代、僕らの弱小高校野球部にスゴイ奴がやってきた!練習よりも『夕やけニャンニャン』。そんな僕らが、まさかまさかの甲子園。 「パパと娘の七日間戦争」の著者の作品です。普通の青春小説だと思って読んでみたら、とんでもない事件が勃発してました。時代設定が198...
モー娘。じゃなくおニャン子の時代、僕らの弱小高校野球部にスゴイ奴がやってきた!練習よりも『夕やけニャンニャン』。そんな僕らが、まさかまさかの甲子園。 「パパと娘の七日間戦争」の著者の作品です。普通の青春小説だと思って読んでみたら、とんでもない事件が勃発してました。時代設定が1985年なので、ちょっとイメージしにくいところもありましたが、まったくわからないということはなかったのでちゃんと読めました。1985年でこの事件を、しかも高校野球部に取り入れるっていうのは、結構驚きました。その事件を中心に話は展開していくのですが、面白かったです。校長と部員のバトルが特に気に入りました。ラストが短くて寂しかったです。あと200ページくらいあってもよかったなぁ
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こんな野球部に入ってみたくなるような野球部で涙感動ありの小説です。オニャン娘クラブは俺の親の世代なので何歳でも楽しめると思います!!なのでみなさん読んでみてください!!
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