MAZE の商品レビュー
ブラック・ベルベットを読み終え遡ってシリーズ1作目を読みました。SFのような不思議な世界を旅し、探検し、ハラハラしながら頁をめくりました♪
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ミステリーなんだけど、 後半途中ホラーで 最後ファンタジー。 物語の中の世界のオチはついているけど (他の方のレビューにもあるけど若干がっかりなオチで) この話の中には納得できない謎が残ったまま。 でもきっとそれが恩田陸。 なんて、恩田陸の本を読むのは10年ぶり?くらいだけど...
ミステリーなんだけど、 後半途中ホラーで 最後ファンタジー。 物語の中の世界のオチはついているけど (他の方のレビューにもあるけど若干がっかりなオチで) この話の中には納得できない謎が残ったまま。 でもきっとそれが恩田陸。 なんて、恩田陸の本を読むのは10年ぶり?くらいだけど、 かつて読んだものも、そんなだった気がする。 気がするだけかもだけど。 本屋で見かけたシリーズ3作目が気になったからこの本も読み始めた今回。 明日は2作目買いにいこう。
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神原さんは男性だけど、女性で脳内登録完了。SFのようなミステリーのような、サスペンスのような、一部ホラーのような。何とも不思議で面白い世界でした。恩田さんの作品はこれまで例外なく冒頭20ページくらいで「これは…」という高揚感を覚えます。そして外れたことがない♪設定も考え付くのが凄...
神原さんは男性だけど、女性で脳内登録完了。SFのようなミステリーのような、サスペンスのような、一部ホラーのような。何とも不思議で面白い世界でした。恩田さんの作品はこれまで例外なく冒頭20ページくらいで「これは…」という高揚感を覚えます。そして外れたことがない♪設定も考え付くのが凄いな、と思えるしキャラもとても良かったです。真実に迫りそうになるワクワク、あらまあ、という驚き。飽きずに最後まで一気読みでした。最新刊まで手元にあるので続編も楽しみです。
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SFぽい題材を扱うといい味を出す作者ですが、本作もなかなかの出来映えです。遺跡のような迷路を中心に繰り広げられる謎がとても魅力的です。途中、会話が中心の展開となるため、主人公の相方をおねえ言葉にした設定がよく効いています。
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ファンタジーかと思い読んでいた。 秘境にある、不思議な植物に囲まれた、不思議な白い大きな建造物を調べるために集まった4人の男たち。 何が裏に潜んでいるかわからない、妙な居心地の悪い恩田作品は相変わらずだけど(ミステリーだから当たり前なんだけど)、わりと展開が軽妙で面白く読めた。 ...
ファンタジーかと思い読んでいた。 秘境にある、不思議な植物に囲まれた、不思議な白い大きな建造物を調べるために集まった4人の男たち。 何が裏に潜んでいるかわからない、妙な居心地の悪い恩田作品は相変わらずだけど(ミステリーだから当たり前なんだけど)、わりと展開が軽妙で面白く読めた。 結末はあっけなさすぎて、ちょっと物足りなかった。
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ぞっとするお話。本筋とは関係ないけど「デジタル化が進むと、やがてアナログになる。技術は進んでも、人間のレベルは全く進んでない。ささいな事故(原子力発電所の事故、経済の破綻、新しいウイルスの発生等)が起こり、大多数の知識のない人々が残される。そしてまた人類は一からやり直し。」のあた...
ぞっとするお話。本筋とは関係ないけど「デジタル化が進むと、やがてアナログになる。技術は進んでも、人間のレベルは全く進んでない。ささいな事故(原子力発電所の事故、経済の破綻、新しいウイルスの発生等)が起こり、大多数の知識のない人々が残される。そしてまた人類は一からやり直し。」のあたりも現実味があって怖い。
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再読7回目。 何回読んでも同じところで怖くなって、同じところでポカンとする。いつも満の気持ちの流れに沿ってるようです。
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再読。「MAZE」とは「迷図(めいず)」 やはり恩田陸は面白い、上手い!! アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物の中に入ると、突如、消えてしまい戻ってこない人間が多くいると伝えられている。 その謎を解明するため、満は高校時代の友人である恵弥に雇われ他2人と共にこの地を...
再読。「MAZE」とは「迷図(めいず)」 やはり恩田陸は面白い、上手い!! アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物の中に入ると、突如、消えてしまい戻ってこない人間が多くいると伝えられている。 その謎を解明するため、満は高校時代の友人である恵弥に雇われ他2人と共にこの地を訪れる。 謎解きも満足、恵弥のキャラも良かった。それに怖かった。
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ピンとこない方の恩田陸。 後半が駆け足だったかなあ。奇妙な植物に囲まれた丘の白い建物、このイメージも足踏みしてしまってる気がする。 でも続編は読もう。 満のご飯が食べたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
再読。レビューから時枝満が『象と耳鳴り』の「給水塔」に出てくるとわかった。『六番目の小夜子』の関根秋の父・多佳雄の散歩仲間として。満が安楽椅子探偵として謎解きをしていくところが面白かった。最後ファンタジー要素が入ってきたけど、メインは謎解きでしょ。一緒に合宿する3人も魅力的。恩田さんの作品、4人組が多いけど、話を面白くする最適バランスなのかなあ。
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