行ってみたいな、童話の国 の商品レビュー

長野まゆみ(著者)

馴染みのある童話に、…

[文庫ＯＦＦ]

馴染みのある童話に、強いパロディー色を付け加えた作品。元の童話を知っていなくても、長野まゆみさんの本として読めます。性的描写は生々しいと感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、パロディ、と思えば少し皮肉な描写に収まると思います。読後感は、長野まゆみさん独特の、もの悲しい気持ちになりました。

大人のための童話集。…

[文庫ＯＦＦ]

大人のための童話集。残酷な描写もあり刺激的な作品集です。

グリムなどの童話が本…

[文庫ＯＦＦ]

グリムなどの童話が本来はとても残酷で性描写があったりして子供向けではないように、本書も子供向けとは言えない童話になっています。

良くも悪くも童話とは…

[文庫ＯＦＦ]

良くも悪くも童話とは実に倒錯的だと、改めて感じる作品。「にんじん」は原作を知る前に読んだので、後にそちらに触れた時、なんだか長野版「にんじん」が頭にちらついて…困りました。

私は性的描写が苦手で…

[文庫ＯＦＦ]

私は性的描写が苦手です。最初は気付かずに読んでたのですが、ストレートな表現じゃないのでそこまで嫌悪感もありませんが苦手な方には苦手かもしれないです…。童話がモチーフで内容はいいんですが、やっぱり性的描写部分が…言葉使いは好きなんですけどね。

大人向けの童話なので…

[文庫ＯＦＦ]

大人向けの童話なのでしょう。子供にはちょっと…。

2020/01/15

面白かったです。黒長野。
長野作品はこういう毒々しい世界も良いです、毒々しくて艶やかな童話でした。
痛みと淫靡さと…こちらも浸りました。

2016/06/15

｢ハンメルンの笛吹き｣｢ピノッキオ｣｢にんじん｣の３つの童話を、長野まゆみ流に解釈した短編集。
長野先生といえば、｢少年アリス｣や｢天体議会｣など美しく幻想的な作品のイメージがあったのですが、この小説は毛色が違う感じでした。
残酷で官能的、しかも後味が悪い。確かにこれは子どもには見せられない...。
タイトルは可愛いのに内容とのギャップが凄くて、いつもの作風を期待して読んだら肩透かしをくらいます。

2015/05/05

長野まゆみさんの作品で好きなもののひとつです。
中学生の頃に読んで、忘れられず昨日また読みました。
機会があればこういったスタイルで他のお話も書いて欲しいです。

2014/02/27

容赦なく残酷で醜いのに、ところどころ美しさの片鱗が埋もれているところがまた不気味さと不快感を引き立てていて、わたしはあまり好きじゃなかったです。