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農産物の鮮度保持 の商品レビュー

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2014/05/21

ポストハーベスト を学びはじめる。 どうも、ポストハーベストをきちんと学ばないと 画竜点睛を欠くということだろう 。 この分野でも 結構おもしろいことが 転がっている。 日本は 流通システムが しっかりしているので、 ポストハーベストは あまり問題とならない。 完熟でも きちんと...

ポストハーベスト を学びはじめる。 どうも、ポストハーベストをきちんと学ばないと 画竜点睛を欠くということだろう 。 この分野でも 結構おもしろいことが 転がっている。 日本は 流通システムが しっかりしているので、 ポストハーベストは あまり問題とならない。 完熟でも きちんと運ぶ能力があるのが すごい。 中国は 国も広いので、 まだまだ 解決すべきことが多くある。 ポストハーベストの キイワードは 水分、エチレン、呼吸 の 3つになるのですね。 漆崎末夫はいう 『野菜を長持ちさせるには、まず野菜はできるだけ乾燥させないことです。 農産物は収穫直後よりどんどん水分を失っていきます。 水分を失うとエチレンという植物の老化を早める植物ホルモンが生じてきます。 このホルモンは呼吸を増大させるので、これによって養分が消耗します。 呼吸によって水分もさらに失われ、こうした悪循環が繰り返されるのです。 そしてついには抵抗力を失って腐敗にいたります。』 収穫物から 水分がうばわれて 乾燥する。 ⇒収穫物のおかれている環境の湿度が重要。 ⇒水分が蒸散するのは 温度が関与する。 ⇒高温が 水分蒸散を進める。しかし、低温が嫌いな作物もある。 ⇒フィルムは 乾燥を防ぎ 呼吸をおさえる。 水分が失われると エチレンが発生する。 ⇒ エチレンを吸着させる技術が効果がある。 ⇒通気性の悪いフィルムはエチレンガスがたまる。 エチレンによって 呼吸が激しくなる。 ⇒発熱する。 巻末の対談が おもしろい。 具体的に何が問題なのかが よく見える。 エチレンが エチレンオキシドになって 殺菌効果がある。 植物は なぜエチレンを だすのだろうか。 遠赤外線効果とは。 ふーむ。 問題意識が 明らかになっているのがいい。

Posted byブクログ