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ABC殺人事件 の商品レビュー

3.9

233件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    84

  3. 3つ

    71

  4. 2つ

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2024/02/25

色んな作品にオマージュされている言わずと知れた古典なので、トリックなどは知っていたけれどそれを踏まえてもとても面白く、続きが一気に読み込んでしまった。現代作品のようなリアリティはないけれど、この作品が出た時は衝撃的だったんだろうなと推察

Posted byブクログ

2024/02/21

最後の謎解きでやっぱり驚かされる。登場人物が多く横文字なので覚えられずスイスイ読み進められなかった。

Posted byブクログ

2024/02/11

ある日ポアロに犯行予告の手紙が送られてくる。差出人は「ABC」。そして予告通りに怒った老女の殺人事件を始まりに、海辺で殺された若い女性、散歩中に撲殺された元医師の老人。3度も殺人を阻止できなかったポアロと警察だが、事件は想像を超える終結を迎える。 個人的にはアガサ・クリスティ、ポ...

ある日ポアロに犯行予告の手紙が送られてくる。差出人は「ABC」。そして予告通りに怒った老女の殺人事件を始まりに、海辺で殺された若い女性、散歩中に撲殺された元医師の老人。3度も殺人を阻止できなかったポアロと警察だが、事件は想像を超える終結を迎える。 個人的にはアガサ・クリスティ、ポアロシリーズの中で一番に驚かされた作品である。これから人に何か本を聞かれたら、まず間違いなく一番に紹介する作品となるだろう。

Posted byブクログ

2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

犯人っぽい人は犯人じゃないんだろうなと思っていたらやっぱり犯人じゃなかった。本命以外の数合わせで殺された被害者が不憫。連続殺人アイテムを作る合理性は流石で、コナン映画にもこんなんあったな、となった。動機が金とシンプルに酷い。

Posted byブクログ

2024/02/02

アガサクリスティの代表作の1つである名探偵ポアロシリーズを初めて読みました。 ABC順に殺人事件が発生していく物語には、凄く驚愕しました。 読みやすい文章で読み応えがあり、良かったです。

Posted byブクログ

2024/01/28

クリスティの代表作 特に序中盤はホワイダニットに焦点を当てた作品 中盤過ぎまでは謎の解明が遅々と進まず冗長な感じはあったがある人物が逮捕されたあたりからの加速度感が良かった 「木を隠すなら森の中」を地で行った作品

Posted byブクログ

2024/01/08

他の方も書かれてたが、登場人物を覚えるのが少し大変だった。 最後の最後に意外な人物が犯人であったことには驚いたが、犯人の動機や大胆すぎる行動やトリックにはあまり納得できなかったかな。

Posted byブクログ

2023/12/29

やはりアガサクリスティの作品は登場人物を覚えるのに多少苦労する。 だが、それ以上に最後まで結末が読めないため、読んでいて飽きることがない上にますます読みたくなる。裏切りがあまりにもすごい。記憶を失くしてもう一度読みたい本とはこのこと。

Posted byブクログ

2023/12/20

あまりに華麗なトリックである為に、記憶を無くしてもう一度楽しみたいミステリーというのは世界中に幾らでも存在するだろうけど、その筆頭に名を連ねるかもしれないのが本作だね ポアロに届く挑戦状、そしてABC順に次々殺される被害者。通常の殺人事件とは全く異なる論理で進展する事件はあまり...

あまりに華麗なトリックである為に、記憶を無くしてもう一度楽しみたいミステリーというのは世界中に幾らでも存在するだろうけど、その筆頭に名を連ねるかもしれないのが本作だね ポアロに届く挑戦状、そしてABC順に次々殺される被害者。通常の殺人事件とは全く異なる論理で進展する事件はあまりにも刺激的。最後に待ち受けるどんでん返しも素晴らしいが為に、本作のネタバレもミステリ関連の先入観も全て無くしてもう一度騙されたい翻弄されたいと思ってしまう、そんな素晴らしい逸品。 何らかの法則によって殺人が行われるというのは、ミステリにおいて頻繁に見られるようになった手法ではあるけれど、それを最も効率的そして劇的に成し遂げたのが本作だと思っていたり 例えば本作が単純にABC順によって殺人がされるだけではここまで評価される事は無かったと思う。更なる要素としてABC鉄道案内やポアロへの挑戦状が存在する為にこの連続殺人は読者の関心を寄せるものになる そして関心を持って読み進めれば進めるほど、犯人の術中に嵌っていく素晴らしい構造にもなっている。 殆どのクリスティ作品では犯人は主要な登場人物の中に居て、ある程度容疑者も絞られた描き方がされる でも本作の場合、ABCという殺人犯が最初から存在するものの、それが誰なのかという点はまるで判らない ある人物の登場によって、ABCの正体が朧気に見えるようになってくるがその人物はポアロと出会わないままに話は進む。だからか、連続殺人は止まらない 犯人の目星を付けられず手掛かりも得られない そんな状態でポアロが探ろうとしたのは殺し方だね。彼はホームズのように事件現場に這いつくばるのではなく、被害者の殺され方から犯人の性格を見出そうとした。それに一致する者をイギリスの何処かから探し出そうとした その推理方法がどうなるかは本作を最後まで読めば判るけれど、犯人のトリックだけでなくポアロの推理内容にも読者は翻弄される事になるのだから、本当に贅沢な作品だと思えるよ それでいて、ポアロによって事件の真相が明かされた時には全てに納得できる点は素晴らしいの一言ですよ

Posted byブクログ

2023/12/08

【感想】 ポアロシリーズならではの論理的な謎解きと、意外な犯人に最後の最後まで楽しむことができました!古典の作品でありながら、いまだに色褪せない面白さを保っていることに感動です…!

Posted byブクログ