あなたの右脳が全開する！ の商品レビュー

トーマス・R.ブレークスリー(著者),大前研一(訳者)

2020/09/27

私達の脳みそは、左脳と右脳がそれぞれ別々の役割を担って、生命活動を維持している。その役割について、本書で学べる。大雑把に言うと、
左脳は、言語的な能力を引き受けている。
右脳は、空間の認識などの視覚的な能力を担っている。
これらは、過去の症例から確かめられてきた。左脳を欠損してしまった人の行動や、逆に右脳を欠損してしまった人の行動を観察してきた医師たちの記録である。
意識をしないまま、私達はどちらかの脳で処理をしているのだが、それぞれの得意分野を任せているのかは、個人差があるようだ。
これらの事実を理解した上で、学習に取り入れる工夫ができれば、個人の能力向上に役立てることができる。ティモシー・ガルウェイさんの著書『心で勝つ！ー集中の科学　新インナーゲーム』が紹介されている。この本を読んだほうが、より実践的な理解が進むだろう。素晴らしいコーチングの本でもある。ぜひ、こちらも一読を。

2015/03/31

「他人の著作の翻訳など創造性のない作業 は決してしない」としていた、大前研一氏 が衝撃のあまり前言を撤回したという一 冊。

全開になるといってもロボトミーやホムンクル的な恐ろしい話ではありません。脳の使い方には効率化の余地があり視覚野の使い方で改善できるという極めて具体的なもの。

2012/11/18

ハイコンセプトの参考文献に上がっていたので読んでみた。

全体的に読みにくい印象を受けた。

直感は右脳の働きである。
右脳とは一挙に大量のデータをまとめる役割がある。

2009/10/07

あの大前研一氏が、翻訳した本。
もう1人の自分が脳にいる。もう1人の自分をどう活かすかが能力開発の肝でしょうか。
興味深い一冊。