増補・アル中地獄 の商品レビュー

邦山照彦(著者)

2021/05/22

スタパ齋藤さんの記事でこの本の存在を知り、図書館で借りてきて一気に読みました！面白い！
脳みそ爆発エピソードは爆笑しました。
全体的にエピソードや時代背景が古い感じはしますが、面白いからこそ、アルコールの恐ろしさがわかる本だと思います。
近年、考えなしに酒を勧めたり、飲酒を強要する風潮が昔に比べて減ってきてるのは良いと思いますが、アル中の患者は減ってるんですかね？
自分としては無理矢理飲まされたり、知らぬ間に酒を注がれたりする経験はほとんどないですが。。。
自分は、酔うとすぐ寝てしまうので、普段はノンアルコールビールを飲んでます。

2018/05/15

当時としては画期的だったみたいだね。

今はうまく社会復帰できているみたいでそれはよかったねと思うんだけど、いろいろさしはさまれる「アル中あるある笑い話」は、今苦しんでいる人を思うとなんだか笑えない。
なんかじいさんの「俺も若いころは無茶したもんよ」自慢みたいに思えて。

それからこの人の実家はそうとう金銭的に余裕があるようで、そうでない人も多いことを思うといまいち感情移入できない。

2012/07/22

これは芸術作品です。途中でちょっと著者の自慢と「誇張表現か？」と思われる部分がありますが、たぶん幻覚を見ていたんじゃないかと思うことでそこは読み進められる。脳みそがジクソーパズルのように吹っ飛んで、それを必死で探す、壮絶な幻覚の描写は圧巻。

2012/03/20

アルコール中毒から抜け出した著者が体験した、依存症の怖さ。病気であることを周りが認識し、協力や理解するのが、抜け出す第一歩なのかも。

2009/10/04

アル中入院36回の史上最多記録保持者の震顫譫妄幻視幻聴破滅再生の世界。が巻末の勝利の美酒が本当にあるのか。

2009/10/04

アル中になるところから生還までの全貌が経験者によって書かれている。

他の嗜癖にも通ずる部分もあるし
またアルコールの認識も改まる。

なんてな。

2009/10/04

これぞスーパーリアルサイケデリック！などと褒めている場合ではなく、薬物乱用とは比べ物にならない規模でアルコール依存症患者は生産され続けている。友人のγ-GTP300君にこれを読ませたら1週間だけ酒が止まった。