いちごの学校 の商品レビュー
最後の二ページェ…。 まあ確かに、この二人の前途は遠く、そして暗い。 然し…あー、良い言い回しが思い付かないけれど、時間とアオちゃんが解決してくれると思う。 他の作品と比べ、精神的にそんなキツくはなかった。 エビスさんとホテイさんが入門書、いちごの学校はステップアップかな。
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作者買い。 妊娠とか結婚とかについて考えさせられる。自分は良く分からないとか思わず読んでみるといいかも。
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ほのぼのとした、子育て奮闘記のような冒頭。 そこから一転、それぞれの葛藤と現実とが交錯する。 大人から見れば、「できちゃった結婚の新婚か、くだらない」というような、そんな家族。でも違う。そこに至るまでに、大の大人が想像し得ない苦痛と葛藤とを繰り返した二人のお話。 最近描か...
ほのぼのとした、子育て奮闘記のような冒頭。 そこから一転、それぞれの葛藤と現実とが交錯する。 大人から見れば、「できちゃった結婚の新婚か、くだらない」というような、そんな家族。でも違う。そこに至るまでに、大の大人が想像し得ない苦痛と葛藤とを繰り返した二人のお話。 最近描かれているような、禁断の愛とぬかしつつセックス三味の馬鹿げた恋愛物語なんかじゃない。 【何を考えているのかわからない目】をくるみは持っていた。それに、壱吾は惹かれた。「くるみのために、赤ん坊のために、責任をとるために」そう思ってやってきたと思っていた。妊娠が発覚したとき、産むのも何をするのもくるみの自由だと選択肢を与えた。自分に選択肢はなかったから。 「私が選ぶの?」 狂おしく切ない。 他人がどうこう言える立場ではないのに、何故介入しようとするのだろう。よけいなことをして、自分たちの判断は正しかったと、己の傲慢さをたたきつけるだけではないのか。 答えは、とうの昔に自分でだしている。それを誤魔化しているだけ。
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きづき氏(あるいはサトウ氏)は男性が女性を孕ませる→責任をとって結婚というありがちな流れに疑問を抱いていたんじゃないかな、と感じる。 一体誰のための妊娠・結婚なのか? 重くて深い問いを突きつけられた気がした。 表紙からは想像できないけれど。
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最終話、ラスト3ページのあの表情。 あのシーンのために、この話はあった気がする。 この心にズシンとくる重みは、この作者独特のものだと、毎回思います。
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紙屋研究所の人がベタ褒め→http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/ichigo-no-gakkou.html
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