コミック空母艦攻隊 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
詳細な考証のある戦記マンガ。兵器・機材の考証もさることながら、兵員の生活や兵同士の人間関係も描かれている。戦記物にある、当時の兵の手記をマンガにするとこうなるだろうか。
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九七式艦攻の搭乗員が、真珠湾から南太平洋海戦まで戦い抜く有様を描く。兵の視点からの戦場と哀愁と事件を描くとともに、絵もリアル感があり好きである。 戦場を経るごとに仲間は次第に減っていき、母艦も沈む。 そして、南太平洋海戦。彼らは最後にとうとう魚雷を命中させ、母艦に帰投するのである...
九七式艦攻の搭乗員が、真珠湾から南太平洋海戦まで戦い抜く有様を描く。兵の視点からの戦場と哀愁と事件を描くとともに、絵もリアル感があり好きである。 戦場を経るごとに仲間は次第に減っていき、母艦も沈む。 そして、南太平洋海戦。彼らは最後にとうとう魚雷を命中させ、母艦に帰投するのである。日本海軍が敵正規空母を沈めた最後の戦いでもあり、戦術的に勝利した最後の海戦であった。 ひ弱な九七式艦攻に乗る彼らの心情が、悲壮ではあるがほのぼのと描かれ、面白かった。
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