イムリ(1) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レビューを見ていると、色んな人が 全くバラバラの漫画をあげて「**を彷彿とさせる」 と書いているのが面白い。 それだけ多くの人に色々なものを想起させるのだろう。 始まり方から不思議かつ不穏な空気で独特な世界観。 三宅先生らしく嫌な人間がしっかり嫌な人で 読み進めるのがちょっと辛い部分もあるのだが それでも引き込まれてしまう。 デュルクとイムリだけがストレートヘアなのが そういうことなのだろうかと思って読んでいる。 父親が対話ではなく呪いで無理矢理デュルクの日々の生活のことを 聞き出そうとするのがもう気持ち悪くて仕方ない。 色々な人の大小様々な悪意がざらざらと引っかかってくる。 デュルクは双子ということだろうか。
Posted by
終始、とにかく独特の世界が広がる。全く、どこかで聞いたような話ではない。まだ序盤だが、本格派の物語が始まったという印象を受けた。続きが楽しみ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
精神に作用する術を使う「カーマ」の民、奴隷民「イコル」、奇怪な姿を持つ「獣奴」、カーマの故郷の星に住む「イムリ」の民…。 複雑な設定や造語が溢れているのに、ストーリーテリングの巧みさによって物語に引き込まれてしまう。 登場人物たちも魅力的で、今後の展開が気になる。
Posted by
世界観が独特で面白い。物語の中にきちんと読者を引き込んでくれる。登場人物も魅力的。中毒性があるタイプの漫画。
Posted by
独自の世界がしっかり構築されていて、たいへん魅力的。久々に骨太のファンタジーに触れた気がした。ちょっと佐藤史生さんに雰囲気が似てるかな? この世界ならではの用語が、次から次へと出てくる点がやや残念かも…理解が伴わないまま、先に行かなくてはいけないので、もったいないような感じがする...
独自の世界がしっかり構築されていて、たいへん魅力的。久々に骨太のファンタジーに触れた気がした。ちょっと佐藤史生さんに雰囲気が似てるかな? この世界ならではの用語が、次から次へと出てくる点がやや残念かも…理解が伴わないまま、先に行かなくてはいけないので、もったいないような感じがする。 もう少しスローペースがよかったが、今はとにかく先が気になる。一巻無料のワナに初めてハマりそう(笑) あと、女性がどうも美しく見えないのは、なぜだろう…。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
や~っと読めました、イムリ。 三宅乱上先生のお名前だけは存じていたのですがなかなかマンガに手をゲットできずにいました。 その前にPETを読んだのですが、その面白さに脱帽、絶対イムリも面白いと踏み三巻まで購入。どうして全巻買わなかったのか悔やまれるところです。 それほどまでに続きが気になる! なんだろおな~、絵柄は本当に人を選ぶと思うけど、そのほかは天才的です。本物です。 人を選ぶ絵柄だといいましたが、乱丈先生の描かれるキャラクターの唇は妖艶です。私は好きです。 また、これは見方によるものであり、失礼にあたるかもしれませんが、多少BLちっく?な描写もありドキドキさせられます。PETでもそうでしたよね。
Posted by
ファンタジーを読みたくて買ってみた。 主人公はカーマとどう戦っていくのか?イムリとカーマの古の争いはどうやって解決されていくんだろ?と今後の展開が気になる本。
Posted by
とても面白いです。設定が綿密で独特。それに伴っての用語や考え方も独特。話も続きが気になって仕方ないです。今、一番次刊が楽しみな漫画。
Posted by
この人の作品は『ぶっせん』から入ったので、その特有の絵柄をギャグからシリアスに変換して読むのに苦労したのですが(笑)。 一度慣れたら、世界観の奥行きと展開運びにグイグイと引き込まれた。スケールだけが拡がり過ぎて置いてけぼりをくらいがちなSF漫画の中で、土着の民俗的なファンタジー...
この人の作品は『ぶっせん』から入ったので、その特有の絵柄をギャグからシリアスに変換して読むのに苦労したのですが(笑)。 一度慣れたら、世界観の奥行きと展開運びにグイグイと引き込まれた。スケールだけが拡がり過ぎて置いてけぼりをくらいがちなSF漫画の中で、土着の民俗的なファンタジーと、得体の知れない宇宙的なSF要素の配分が絶妙。練られた語録も世界観にリアリティを添えていて素晴らしい。 今いちばん続きが楽しみな漫画のひとつ。根玉子食べたいなあ。
Posted by
久々にいい漫画家さんの作品に出会った。 五十嵐大介以来かな。 専門用語が多くて読みづらいが、1~3巻くらいをざっと読んで、 戻って1巻から読み直すと普通に理解できるので、初見の時はちょっと我慢が必要。戻って読むと、あちこちにヒントが散らばっていたのがわかってそれもまたおもしろい...
久々にいい漫画家さんの作品に出会った。 五十嵐大介以来かな。 専門用語が多くて読みづらいが、1~3巻くらいをざっと読んで、 戻って1巻から読み直すと普通に理解できるので、初見の時はちょっと我慢が必要。戻って読むと、あちこちにヒントが散らばっていたのがわかってそれもまたおもしろい。 勢いがあって濃い絵なので一見して男性の作者なのかな?と思っていたが、感情の表現が豊かなので作者が女性と分かって納得。
Posted by