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スーパー太平記 の商品レビュー

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2018/12/13

1958年(昭和だ!)から1959年の1年間、手塚さんが『少年画報』に連載した発明好きの少年のお話。 巻末に元になった短編の『ピストルをあたまにのせた人びと』が収録されていました。 タイムマシンでやってきた未来人の赤ちゃんがアクシデントで置き去りにされて幕末の江戸で暮らすんだけ...

1958年(昭和だ!)から1959年の1年間、手塚さんが『少年画報』に連載した発明好きの少年のお話。 巻末に元になった短編の『ピストルをあたまにのせた人びと』が収録されていました。 タイムマシンでやってきた未来人の赤ちゃんがアクシデントで置き去りにされて幕末の江戸で暮らすんだけど、実親からもらった未来の本で飛行機やら何やら発明をして悪いヤツを懲らしめるストーリー。 表紙を入れて毎回8ページでしっかり楽しませる技術はスゴイと思いました。 最後は、バック・トゥ・ザ・フューチャーで、どこかで読んだり見たりしたようなお話だったけれど、それだけ手塚さんの手法がその後一般的になっているというわけで…(笑) 学問こそ力って考え方は、自身もしっかり教育を受けて医学を修めた手塚さんらしい。 今の日本は低学歴の政治家が多いから、メディアと結託して高学歴の人を貶める社会だからね。 優秀な人のことを「勉強しかできない」とか、勉強すらできなかった人間が数の論理であたり前のように発言している間は、日本は落ちていくばかりなんだろうな…って思いました。

Posted byブクログ