死に向かうアダージョ の商品レビュー

小池真理子(著者)

不倫の末、心中をしよ…

[文庫ＯＦＦ]

不倫の末、心中をしようとしていると、次々に予測不能のことが起こって・・・サスペンスです。人の心や生きようとする力に圧倒されます。

アルビノーニを聴きな…

[文庫ＯＦＦ]

アルビノーニを聴きながら浸るのが良いでしょう。三角関係を描いた小池真理子の世界。

2012/10/09

男性が書いたら顰蹙もの。
三角関係の清算に、ご都合主義の男性。

心中と自殺未遂，事件と事故。
複雑に絡み合いながら、終局へと進む。

死へのアダージョのテープに証拠が録音されるというご都合主義。
小池真理子でなかったら顰蹙だと思う。

描写の巧みさの影で，さほど気にならなくしているのがすごい。

2011/12/07

図書館の本

内容（「BOOK」データベースより）
氷の弦が奏でる死の旋律。アルビノーニを聴きながら浸る小池真理子の世界。

起承転結があるとして、起承場面を読んでいたつもりが、あっという間の転結。
それってないでしょ？でも現実ってそんなもの？

そして千尋や多門ではなく画家の青砥のその後のほうが気になってしまうのはどうしてだろう？