SOFTBALLETFORMBOOK R/O の商品レビュー
内容をほとんど覚えていなかったので、新鮮な気持ちでの再読。 彼らの言葉が私を形作ったのか、それとも自分が漠然と感じていたことを、彼らの音や言葉に感じて惹かれたのか。 とても昔なので、どちらだったか覚えていないけれど、 年老いて改めてこの本を読んだときに感じたことがある。 彼らの...
内容をほとんど覚えていなかったので、新鮮な気持ちでの再読。 彼らの言葉が私を形作ったのか、それとも自分が漠然と感じていたことを、彼らの音や言葉に感じて惹かれたのか。 とても昔なので、どちらだったか覚えていないけれど、 年老いて改めてこの本を読んだときに感じたことがある。 彼らの、特に遠藤・森岡の自己世界は、多くの者が、持たないか、持っていても(故意でも故意でなくても)薄れていくもの、失われるものだと思う。 純粋に抱えたまま保ち続けるには、凄く生きにくい道を選ぶか死ぬしかない世界だろう。 それもまた1つの洗濯だし、個人的には美しいとは思うけれどね。 それとは別に、藤井さんって、遠藤さんにはあんまり触れないんだなってことにも気づいた。
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