おまえうまそうだな の商品レビュー

宮西達也(著者)

2018/07/16

2016年度　　1年生　　8分
暴れん坊のティラノサウルスがアンキロサウルスの赤ちゃんになつかれる様子が面白いのかよく聴いてくれました。
苦手な赤い実をティラノサウルスが食べる場面もしっかり心情を理解しているようでした。
小さな「てん」で描かれたアンキロサウルスの赤ちゃんの瞳が１年生のみんなのキラキラ瞳とリンク！　
２０１４年度　　１年生　合同
２００４年度　　１年生　　４年生　　　５年生　　６年生　　８分

2011/08/01

　舞台は大昔。アンキロサウルスの赤ちゃんの前に、肉食恐竜のティラノサウルスが現れ「おまえ うまそうだな」と近づいてきます。すると、生まれたばかりでひとりぼっちのアンキロサウルスは、ティラノサウルスにしがみついてこう言います。「おとうさーん！」。

　2010年に劇場アニメ化された原作絵本。子どもは親父の背中を見て育つともいいますが、子どもの手本となる「生き方」ってなかなかむずかしいものですよね。むしろ、子どもに教えられることが多かったり……。この絵本は、目の前に現れた大人を父親と信じて慕う「ウマソウ」と、父親になろうとする「ティラノサウルス」が主役。子どもにはもちろん、子育てにかかわるお母さんお父さんにもおすすめしたい心温まる1冊です。読んだ後、何気ない日常がきっと愛しく思えてくるのでは。シリーズ最新刊『わたししんじてるの』も、親子の愛、そして信じる気持ちの大切さを感じさせてくれるのでぜひ！

2011/06/15

これ…これ切ないよー！
ティラノー！
ギャグみたいな絵なのにー！笑

あらしのよるにのような
ピッコロと悟飯のような
なめ様とまげたろうのような(違う？ｗ)

ティラノのうまそうへの愛情が
ちょっと涙腺に来ます
ティラノー！

2011/06/05

うまそうがすごくかわいい。

子ども達には最後のシーンが難しかったかなとは思う。
でも、伝わる子には伝わっていたし、
ティラノサウルスの気持ちはみんな感じていた。

シリーズの中でも、やはり一番好きな作品。

2011/05/11

今日5月11日に16回目の誕生日を迎えた長男が、まだちっちゃいボウズだった頃。彼が初めて涙を流して読んだ絵本です。同じ作者で『おとうさんはウルトラマン』という、がんばるパパにも勇気をくれる楽しい絵本もお薦めですが、『おまえうまそうだな』、これはじんときますよ。悲しさに泣くんじゃなく、優しさに泣く。そういう涙が、僕は好き。今日は大きくなったボウズにフィリップ・K・ディック賞審査員特別賞した夭逝の天才作家：伊藤計劃『ハーモニー』をプレゼントに買って帰ります。

2011/05/04

ティラノサウルスが卵から出て来たばかりのアンキロサウルスの赤ちゃんを見て、ジュルとよだれをたらしながら、思わずこうつぶやきます。
「おまえ、うまそうだな」
生まれたばかりで父親と母親を探していたアンキロワウルスの赤ちゃんは大喜び。
僕の名前は「うまそう」って言うんだ！
名前を知っているってことはこの人が僕のお父さんなんだ！！

肉食恐竜と草食恐竜の奇妙な親子関係♪

アニメ映画にもなったのでどんなお話かと思って読んでみたのですが、物語のラストにはホロリとさせられました。
ありえない設定だけれど、面白い！

2011/04/29

　ティラノサウルスシリーズとして続編もいろいろ出て来て、映画化もされてキャラクターも商品化されるようになってきたが、本作が第一号。
恐竜テーマだが、内容は心温まる優しいストーリーで、大人でも思わず涙ぐんでしまうシーンもあって、老若男女だれでも楽しめるはず。
ちょっと寂しいラストも印象的。

2011/04/29

大昔のお話。
火山の噴火で起こった地震で卵が割れて、
中からアンキロサウルスの赤ちゃんが生まれました。
アンキロサウルスの赤ちゃんは一人ぼっち、寂しくて、鳴きながら歩いていると
よだれを垂らしたティラノサウルスに出会ってしまいました。
「おまえ　うまそうだな」
そう言ってアンキロサウルスの赤ちゃんを食べてしまおうとした時、
「おとうさーん」
アンキロサウルスの赤ちゃんはティラノサウルスにしがみついたのです。
なんと「おまえ　うまそうだな」と言われたのを、
自分の名前は『うまそう』で、ティラノサウルスは自分の名前を知っている
お父さんだと勘違いしてしまったのです。
ティラノサウルスは『うまそう』と一緒に暮らす事になりました。
そして「おとうさんみたいになりたい」という
『うまそう』の言葉に心が痛むのです。
そして、別れのとき、

2011/11/13

4歳児赤組さんと楽しみました。
進級したての4歳児にはちょっと難しいかな？と思いながら
読んでみました。
「おまえうまそう（おいしそう）だな」と言われ、
『おまえ（は）うまそう（という名前）だな』と解釈し、
「僕の名前をしってるんだからお父さんでしょ！」という、
かわいい赤ちゃん草食恐竜とﾃｨﾗﾉｻﾞｳﾙｽの出会いと別れの本。
しまった！これ　ほろっとくるんだった・・・
子どもたちも一緒に強くなるための修行の場面では笑い、
別れの場面では「さみしいね」と言い、一緒に楽しめましたよ。

.

2011/03/06

ティラノサウルスがとまどいつつもウマソウへ接しる姿が目に浮かび、にんまりしてしまいました。不器用なティラノサウルスの愛情がいいです。