ジャッキーのパンやさん の商品レビュー

あいはらひろゆき(著者),あだちなみ

2024/04/20

くまのがっこうシリーズ2作目。
ジャッキーとおにいちゃんたちがパンづくり。
パンのテーマに相応しい、あたたかい温もりを感じるような素朴な色合い。
おてんばなジャッキーと優しいおにいちゃんたちのキャラクターが描かれている。

【ママ評価】★★★
くまのがっこう好きの母。
シリーズ1作目『くまのがっこう 』と同様に、1ページ1ページにジャッキーとおにいちゃんたちが描かれていて、くまが並ぶ姿が可愛い。
ひとりひとりが丁寧に描いていて、細部まで可愛らしく感じる。
全体的に色合いが素朴で温かい雰囲気があり、パン屋さんのテーマにピッタリ。
細いペンのような線で描かれているのも、くまのがっこうシリーズの初期作品ならではの素朴な絵の良さがあって素敵。
しかし、文が気になる。
ひらがな表記の英語をやたらと使いたがる感じがある。
「6おくろっく」「7おくろっく」という文が非常に困った。
「しっくす」「せぶん」と読んでも子どもにはわからないだろうし、「ろくおくろっく」「ななおくろっく」も違うし、そもそも「おくろっく」がわからないだろうし…。
響きは良いけど読みづらくて困惑した。
なんだか、ただオシャレだと思ってるんじゃないかとさえ思ってしまった。
シリーズを通して、文がちょっとイマイチ。
リズムを大切にしてるのはわかるが、基本的に文が長く感じる。
修飾語が多いというか、全部説明したがるというか。
小説なら良いのだけど。

【息子評価】★★★★
くまのがっこう好きの息子。
『パンやさん』はちょこちょこ読むけど、頻度は低め。
食べ物系の絵本は基本的に好きだし、中でもパンは大好きな食べ物だけど、こちらの作品はグッとこないのかしら。
かぼちゃパンがなぜかしっくりこないらしく「かぼちゃ？ぱん？」とやたら疑問に思っていた。
最後にキルトの色を全部教えてくれた。
2歳3ヶ月

追記★★★★→★★★★★
最近よく読むように。
くまのがっこうシリーズの中でもブームがあるらしく、よく読む絵本がちょこちょこ変わる。
文もかなり覚えていて、日常の中で突然暗唱しはじめる時がある。
読んでいく内にかぼちゃぱんがしっくりきたのか「じゃっきーのかぼちゃぱん、よむ〜」とタイトルをかぼちゃぱんと言うようになってきた。
あと、表紙のおにいちゃんたちをランダムで「これは？(何おにいちゃん？)」と聞いてくるようになった。
結構ハードな質問だけど、順番に並んでるおにいちゃんなら答えられた。
母、我ながらすごくないか？
2歳6ヶ月

2023/10/09

娘が２歳の時に
ちょうど
あいはらさんのサイン会があって
そこで購入

くまのがっこうシリーズ
知ってはいたけど
ちゃんと読んだのは
これが初めてだったなー

ジャッキー憎めない
愛されキャラ

2022/11/18

3歳頃
絵も可愛いし話の内容も健気で
ところどころの言い回しが可愛くて子どもも好きです。
ちょうどお店屋さんごっこも好きな時期で、
めしあがれーとか、くーださいとか、
嬉しそうに聞いてます。

「自分がやりたい！」でもうまくいかないっていう時期だと
ジャッキーに共感しながら読めると思います。

英語を習ってるので
「プリーズって何よ〜」と笑っていましたが、
他の方も仰っているように、
おくろっくとか、ビーとか、
年齢によっては伝わりにくい部分は、
臨機応変に意訳をしながら読んであげたら良いかと思います。

お兄ちゃんたちの服装もなかなか見どころあったので、
くまのがっこうの他のシリーズも読み漁ってみたいと思います。

2022/08/25

【娘6歳セレクト】
ジャッキーと11人のお兄ちゃんとの兄弟愛！
だけどこのシリーズ話が繋がってるようで
突拍子もない展開だったりして苦手かも。
翻訳した本じゃないのに『6 おくろっく』とか
ハチのことを急に『ビー』と言ったりして読みづらかった。

2021/02/04

くまのがっこうシリーズの初期の作品のよう。絵も可愛らしく、ただ他の作品と比べると、ぷりーず、おくろっくとか英語の表現が目立つので子供には分かりにくいかな？お兄ちゃんたちの思いやりが温かい内容です？

2020/03/10

スナックパンの袋にジャッキーのイラストが載っていたので気になり、またパンを食べた日に読みました。
「くまのがっこう」を初めて知りましたが、ジャッキーは12人兄弟の末っ子で"いたずらっこ"なんですね。
ストーリーに出てくるのはスナックパンのような細長いパンでは無く大きなパンでした。スナックパンが出てくる話も読みたいな♪

2018/07/07

かわいいけど…

色使いがとてもかわいい絵本です。
１１人の友達（お兄ちゃん）が一生懸命やったことを、
サボっていた女の子（ジャッキー）がわざと台無しにして、
それをお兄ちゃんたちがなぐさめる…というちょっと許しがたい内容でした。
確かに絵や色使いは本当にかわいいんですが…。

子どもは、「アクシデント&助けてもらって（助け合って）良かったね」の部分だけしか読み取らないのでしょうか？
ジャッキーのわがままを許せない黒い自分が読んではいけない本でした…。

2018/03/03

くまのがっこうシリーズ2冊目。

待ちに待ったバザーの日。12匹の兄妹たちは、おいしいパン屋さんを開こうとおおはりきり。朝早くからベリーを摘んだりハチミツを集めたり、パンの支度に大忙しです。ところが、最後の最後で末っ子ジャッキーのいたずらが炸裂！くまのパン屋さんはどうなってしまうのか……？

いやいやいやいや。
なんでそんなことしちゃったのジャッキー。
ダメよジャッキー。「ぷりーず」じゃないよマジで。

仕込みの段階で手伝う気ゼロなのはまあいいとして（よくないけど）、完成品へのダイブはないわー引くわー。
悪ふざけにしても結構取り返しのつかない系のやつなので、物語の終盤で一体どんな巻き返しが！？と思ってハラハラしながら見てたんですけど、まさか巻き返さないなんて……。

ストーリーには大いにモヤったものの、くまのこたちが揃いも揃ってめっちゃかわいいので相殺です。

2015/01/19

絵はとてもかわいい。お話もかわいいけど、わざわざ「おくろっく」じゃなくていいのに、と思ってしまう。それも面白みなんだろうけど、幼児と読むには、シンプルな文章の方が好きかな。

2014/05/02

今回はバザーで売るパンを作るお話。
絵は満点。原画がみてみたくなります。
ただ、このシリーズの文章がちょっと苦手。
さんきゅとか、おくろっくとか。
ストーリーもいまいちです。ジャッキーがどうも好きになれないんですよね・・・