メリー・ウィドウ・ワルツ の商品レビュー

赤川次郎(著者)

2017/08/27

【あらすじ】
大金持ちの若くて美しい未亡人が「夫を殺した」証拠を掴む、というのが、失業中の元刑事・並木が引き受けた大仕事。家族を養うために近づいたはずだったのに、いつしか惹かれていく心を止められない。そして彼女も……。莫大な遺産目当ての人々が群がる中、次々と起こる怪事件！　愛と真実は見つかるのか!?

【感想】

2016/03/02

元刑事の並木は、美貌の未亡人綾子が年の離れた夫を殺害したのか調べ始めた。
義妹や昔の恋人が綾子を追い疑惑は深まるが、並木は綾子に惹かれていく。
（アマゾンより引用）

何かイロイロ切ない部分の入ったお話だった(´・ω・｀)

2013/10/27

図書館にて借りました。

メリー・ウィドウ＝陽気な未亡人らしい。
赤川先生のおじさんってなんでこんなに格好いいんだろう（笑）
それはきっと「まっすぐに」生きてるから。
だから不倫してても、嫌らしい～！と思えない。男女共に。
そして主婦。
なんか目標にしたい主婦像。
綾子さんは本当に天然の美人さん。
最後の別れ方が素敵。

2010/11/23

えーとさ、だってさ。散らかってますよね。赤川次郎氏、中学の頃とか浴びるように読んだけどねー。三姉妹探偵団とか三毛猫ホームズとか。大好きだったな。でもなんか、たまに、大人になってから読んだりすると、全部、しっくりこない。なんか、うそっこすぎるんだよなあ。いかにも創られた物語というか。しかもこれ、意外な展開にしよう、メロドラマな要素を入れよう、とあれこれいじった挙句結局とっ散らかっちゃったまま真犯人の山倉の詰めの甘さときたら。綾子が並木に惹かれる気持ちもサッパリわからん。山倉の恨みにも共感できん。だいたい並木が仕事を盾にあっさり綾子に惹かれていくのが、腹立つし。なんで男ってこういう二重羽織ができるのかね。なんかぜんぶ、軽いんだよなあ、人の想いが。ラスト窮地を救う押し込み強盗の改心も軽いもん。浮気してる夫に対する嫁の想いも軽い。娘も軽い。2時間ドラマ用とかなのかなあ。あえて深くしない、大人の恋も犯罪もアクションも詰め込んだワンプレートアラカルト。たぶん一年もしたら内容忘れちゃうな、これ。メリー・ウィドウ、話中ではつまりは陽気な未亡人、と訳しているけども、私がタイトルをつけるとしたら、「カネモチマダムの気まぐれデイズ～殺人ソースを添えて」てかんじ。見た目ほど、おいしくはなかった。