まいごのどんぐり の商品レビュー

松成真理子(著者)

2012/02/08

表紙の男の子が、どんぐり拾いに興じる息子に重なりました。秋に読むのにぴったりです。
こうくんに「ケーキ」と名付けられたどんぐり。ケーキの目線でお話は綴られています。
ある日、ケーキは迷子になってしまいます。必死で探すこうくん。息子は「どうして見つけられないのかなぁ」とじれったい様子。ケーキのことを忘れて成長していくこうくんの姿を見ながら、「もう小学生だね」「高校生かな？」と話しながら読みました。
ずっとこうくんを慕い続けるケーキ。長い時を経て、想いが実るラストシーンは、涙が出そうになりました。
（読んだ時期：5歳3ヵ月）

2011/11/30

どんぐりをかわいがる様子がとてもかわいいです。落としたどんぐりがやがて発芽し、見守っていきます。その時間の経過の雰囲気がなんともあたたかくていいなっとも思いました。

2011/09/27

子どもの頃になくしてしまった宝物が・・・ずっとそこで待っていてくれたとしたら？
どんぐりと少年の、切なくもこころ温まるお話です。

2011/06/20

あらまあちょっと泣きそうに・・

お気に入りだったどんぐりを山でなくしちゃって
大きな木になって男の子と再会する話

いいはなしだなー

絵もきれい

2010/12/20

子供たちに大人たちに、大切なものを失ったときにはそっとうれしい時の訪れを待ちましょう。と語りかけてくれる本。時間は優しく柔らかに失意を抱き未来へと運んでくれたり、本当につながった心の糸は決して切れたり消えるものではないのだよという、人が生きるに一番大切な栄養素である、未来への希望を伝えてくれているのではないかと思います。そんな風邪を引いたら、家族で親子でじっと読み込んでみることもおすすめします。暖かくなる一冊です。良

2010/11/27

これは・・・泣いてしまいます。
とは言っても悲しいお話ではありません。
まだ読み聞かせには使っていません。
大事に読みたい。
高学年に読みたい。
泣かずに最後まで読めるか　ちょっと心配。
大人も感動するお話です。
色彩が美しいです。
読み聞かせたらまた更新します。

2010/08/09

うちの幼稚園の息子も秋には「どんぐり」に夢中。
絵がとてもほんわかしていて好きです。
どんぐりの名前が「ケーキ」っていうのもいいな。
背表紙の絵がとてもいい。

2010/07/08

こうくんのお気に入りのドングリの「けーき」。こうくんのかばんから落ちて迷子になってしまいます。こうくんとケーキの再会のシーンは読み語りの時に泣くのをこらえるのが大変なんです。

2009/11/05

一度は誰もがどんぐり拾いをした記憶があるかと思います。
子供が読んでも、大人が読んでも、懐かしい気持ちがする絵本です。

コウ君の誕生日のケーキに飾られた可愛いどんぐり。
名前は「ケーキ」
コウ君はどんぐりが大好きで、いつも鞄の中にはどんぐりがいっぱい入っています。
ですが、どんなにどんぐりがいっぱいあっても、コウ君はいつもケーキを見つけてくれるのです。

ある日ケーキは、うっかりコウ君の鞄から落ちてしまい、二人（？）は離れ離れになってしまいます。
寒い冬を越え、暖かい春の日差しで目が覚めたころ、ケーキの体から芽が出てきました。
ケーキは、コウ君の成長を見守りながら、どんぐりの木へと成長していきます。
小学生になったコウ君へ、学生になったコウ君へ、ケーキは沢山の言葉を語りかけながら見守り続けます。
周りの景色は変化してしまいましたが、ケーキがコウ君を思う気持ちは変わりません。
そして、コウ君がケーキと遊んだ記憶も変わることはありませんでした。
大きくなったケーキの下で立ち止まるコウ君の姿に、自分の姿をダブらせた人は多いかもしれませんね。
私もその1人です。

たっぷりの時間を使って、丁寧に読んで欲しい素敵な絵本です。
集団の読み聞かせに使うなら、2年生辺りからかな？

2009/10/04

子供がまだ小さかった頃、読み聞かせをしていて号泣してしまった思い出の絵本。
再会のシーンは何度読んでも泣いてしまいます。
手紙書いたら可愛いアヒルのイラストのカード頂きました。額に入れて飾ってます。