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火の国の城 新装版(上) の商品レビュー

3.8

18件のお客様レビュー

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丹波大介に、別作品で…

丹波大介に、別作品で主役だったお蝶が味方する豪華な顔ぶれ。すごく面白い。

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関ヶ原の戦いで討死し…

関ヶ原の戦いで討死したはずの丹波大介の登場。

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古色蒼然とした武将の…

古色蒼然とした武将の意気地に忍びの血潮は燃える。伊那忍びの丹波大介は関ヶ原の戦いを密かに生きのび、女忍びの於蝶と共に、家康の陰で亡き太閤へ衷心を尽くす加藤清正のため戦う

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2024/08/28

甲賀忍者たが独立心の強い父の影響もあり己が仕えたいと思う主につかえる情に暑い忍者丹波大介の物語。「火の国の城」では加藤清正の人柄に打たれ、少数の仲間と清正公のために忍び働きをする。徳川と豊臣の攻防の陰で忍者の攻防が繰り広げられ、何度読んでも面白い。

Posted byブクログ

2024/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

加藤清正の本が読みたくて買ったんだけど、上巻を読んだところ清正というよりは忍者(丹波大介)の話だった。とはいえ忍者ものも大好きなので面白く読むことができた。分厚かったけど、結構さくっと読めてしまった。 信長がねね(秀吉の正室)を非常に好ましく思っていることがわかる「これからは二度と、わしの前でねねの悪口を申すな」と秀吉をたしなめたエピソードが印象に残った。

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2020/04/07

上巻読了。 忍者小説三部作・第二弾(帯に書かれてあった)との事。 時は関ヶ原合戦から数年後。甲賀忍び・丹波大介が、ある縁から肥後の大名・加藤清正の為に忍び働きをする事になります。 個人的に石田三成さんが好きなので、彼と敵対していた(と言われているし数々の小説でも仲悪く描かれて...

上巻読了。 忍者小説三部作・第二弾(帯に書かれてあった)との事。 時は関ヶ原合戦から数年後。甲賀忍び・丹波大介が、ある縁から肥後の大名・加藤清正の為に忍び働きをする事になります。 個人的に石田三成さんが好きなので、彼と敵対していた(と言われているし数々の小説でも仲悪く描かれている)加藤清正さんが正直あまり好きではなかったのですが、本書を読むと清正さんに好感を持てるようになります。 そして、「蝶の戦記」を読んだ方には思わずニヤリの“杉谷忍び”のあの方も登場。勿論お年を召していますが抜群の安定感です。他にも「真田太平記」を彷彿させる真田忍びも登場(向井佐助←向井佐平次の息子?)。 徳川方の伊賀忍者や甲賀・山中忍びとの攻防もハラハラドキドキでまさに“池波忍者祭り”な感じです。 人数が少なくて圧倒的に不利な大介達が、今後どのような活躍を見せてくれるのか、次巻が楽しみです。

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2015/06/16

池波さんの書く加藤清正に真田太平記でほれ込み、これを読んだ。忍びが好きなのは知っているが、もうちょっと加藤清正を主役に据えてほしかったということで★3つ。 熊本城の仕掛けを描写したシーンはかっこいいと思うが、真田太平記の方が清正自身に関しては詳しく描かれていて、そちらの方が清正...

池波さんの書く加藤清正に真田太平記でほれ込み、これを読んだ。忍びが好きなのは知っているが、もうちょっと加藤清正を主役に据えてほしかったということで★3つ。 熊本城の仕掛けを描写したシーンはかっこいいと思うが、真田太平記の方が清正自身に関しては詳しく描かれていて、そちらの方が清正ファンには向いてるかも。

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2013/07/13

真田太平記と被る場面など垣間みえる作品。 とりあえず上巻です。 以前熊本に住んでいた時に、なぜ加藤清正を知ろうとしなかったのか悔やみます… とりあえず忍者たくさん!な作品。 加藤清正の男らしい人柄が素晴らしい あと、主人公である大介が強い。 戦闘シーン多めなのでページをめくるたび...

真田太平記と被る場面など垣間みえる作品。 とりあえず上巻です。 以前熊本に住んでいた時に、なぜ加藤清正を知ろうとしなかったのか悔やみます… とりあえず忍者たくさん!な作品。 加藤清正の男らしい人柄が素晴らしい あと、主人公である大介が強い。 戦闘シーン多めなのでページをめくるたび、ハラハラドキドキ!

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2013/04/20

蝶の戦記を読んだの5年以上前なのが悔やまれる・・・・! 同じシリーズとは言わないものの、 ハードボイルドなのに農村的あけすけなエロスが蝶の戦記と似た雰囲気。 下巻も楽しみ。

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2012/10/21

忍者物の歴史小説は何度か読んだことあるが、池波版忍者小説は非常に詳しい。甲賀・伊賀の違いから、技の説明が詳しいことから、戦いのリアルさが伝わってくる。そういった点で、この小説はすごく面白い。 ストーリーとしては、関ヶ原以降の世の中にあって、豊臣と徳川の仲を取り持つ加藤清正に付く丹...

忍者物の歴史小説は何度か読んだことあるが、池波版忍者小説は非常に詳しい。甲賀・伊賀の違いから、技の説明が詳しいことから、戦いのリアルさが伝わってくる。そういった点で、この小説はすごく面白い。 ストーリーとしては、関ヶ原以降の世の中にあって、豊臣と徳川の仲を取り持つ加藤清正に付く丹波大介を中心として進む。先に説明した忍者の動きと、加藤清正をサポートする大介の心理、それに、徳川の世の中にきまった時の、徳川、豊臣、真田、加藤を取り巻くストーリーを楽しめ。

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