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全一冊 小説平将門 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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知らなかった!?

将門塚くらいでしか知らなかった平将門。この本のおかげで知ることができました。こんな人がいたんですね!話の展開も良く、一気に読めました。意外と注目を浴びていない時代の話なので、時代小説好きには良いと思います!

蓮祥

東国に理想の国を築こ…

東国に理想の国を築こうとした武将の物語。分厚い一冊だが、意外にあっという間に読めてしまう。

文庫OFF

2013/01/02

平安中期藤原一族が栄華を誇っていた時代、東国の地にこの世の理想郷である常世の国作りという大きな目標を胸に抱きひたむきに邁進した平将門の生涯を描いた作品。正義感に溢れた瑞々しい青年。そして粗削りだが純粋な人物故に関白藤原時平等時の権力者に翻弄される悲劇の生涯。良く書き過ぎな感はある...

平安中期藤原一族が栄華を誇っていた時代、東国の地にこの世の理想郷である常世の国作りという大きな目標を胸に抱きひたむきに邁進した平将門の生涯を描いた作品。正義感に溢れた瑞々しい青年。そして粗削りだが純粋な人物故に関白藤原時平等時の権力者に翻弄される悲劇の生涯。良く書き過ぎな感はあるが本乱を境に文治政治から武断政治へ大きく舵を切る時代背景をきっちり学ぶ事が出来る。童門作品の特徴は物語の中に時折大河ドラマふう〜に平易な解説が加わるのでよりグッド♬

Posted byブクログ

2010/12/18

日本種ではない外来種の馬で騎兵を育て上げたこと。ダイバシティを利用した生産性の向上。この本は単なる歴史小説では無い!と思った。

Posted byブクログ

2009/10/07

930年〜940年。桓武天皇の孫の一人である(直系ではないが)将門の純粋で正直に生きつつも,最後には常世の国を夢見ながら攻め滅ぼされてしまう運命を追う。天皇への反逆者として,平将門の乱として取り扱われることが多い人物だが,どこか憎めない純な心を持つ人物と感じた。将頼という優れた弟...

930年〜940年。桓武天皇の孫の一人である(直系ではないが)将門の純粋で正直に生きつつも,最後には常世の国を夢見ながら攻め滅ぼされてしまう運命を追う。天皇への反逆者として,平将門の乱として取り扱われることが多い人物だが,どこか憎めない純な心を持つ人物と感じた。将頼という優れた弟を持つが,結局は興世王とかに踊らされて抑えることができず,暴発してしまった感が否めない。 東京の大手町1丁目の1がその首塚となってビルの間にひっそりと祀ってあった。

Posted byブクログ