ピアノの森(モーニングKC)(14) の商品レビュー
2019.7.20市立図書館(次女) ショパン国際ピアノコンクール参加中のカイの日常。いよいよ本選がはじまり阿字野も合流して、一次予選のポーランドのスター・アダムスキ、日本の注目株・雨宮らの演奏。ちょうどテレビでとびとびにみていてよくわからなかったところがやっとうまったけれど、次...
2019.7.20市立図書館(次女) ショパン国際ピアノコンクール参加中のカイの日常。いよいよ本選がはじまり阿字野も合流して、一次予選のポーランドのスター・アダムスキ、日本の注目株・雨宮らの演奏。ちょうどテレビでとびとびにみていてよくわからなかったところがやっとうまったけれど、次の巻はずいぶんまたされそうなのでもうテレビと並行して読むのは無理そう…
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阿字野の音を奏でるパン・ウェイのピアノの衝撃が脳裏に焼きついて離れない海(カイ)。その一方で、ショパンの生まれ変わりと評されるアダムスキ、そして修平……、注目されるこの2人のスターが1次予選の舞台に立つ!(Amazon紹介より)
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今回は、ノクターンの13番を聴きながら読みました。ステージが変わって、次々と新しい群像が登場するのは新鮮です。雨宮くんが自身の立て直しに成功できて良かったと思っていたら、そうではなかったのですか?病んでいく描写が巧みで、ドキドキしました。心配です。
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ショパンコンクール本選に向けて、着々と日程が消化されていく。 海がピアノを弾かせてもらっている店「ナストゥルイ」の再建のエピソードは、海らしくていい。 修平の演奏は完璧だったが、合間に鍵盤を執拗に拭くのが気になる。 本人は全く気付いていないようだったが……。 カロル・アダムスキやレフ・シマノフスキなど、ほかのピアニストの個性も徐々に明らかになってくる。
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着々とコンクールが進んで行くなかで、カイのピアノは自由でどこで弾いても愛されていますね。 それだけ、音が自由で優しくて胸を打たれるんでしょう。同じ鍵盤の同じ音を放つ楽器でも、奏者によって違うのはよくわかりますものね。 そして、今回は雨宮の出番です。 本人が意識していないところで神...
着々とコンクールが進んで行くなかで、カイのピアノは自由でどこで弾いても愛されていますね。 それだけ、音が自由で優しくて胸を打たれるんでしょう。同じ鍵盤の同じ音を放つ楽器でも、奏者によって違うのはよくわかりますものね。 そして、今回は雨宮の出番です。 本人が意識していないところで神経質になり、絶対に負けられないという思いが強すぎるのか、ピアノこそ完璧になれど、音に魂がない状態なんでしょうか。 自己中心的で、一方的な。そんな印象をマンガでは受けました。
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コンクールの裏側を知ることができる作品である。 コンクールの綺麗な部分と、暗い部分との両方を書きながら、 結局は、音楽家個人が、音楽に対してどれだけ集中できるか、 どれだけ練習できるか、 どれだけ思いを込められるかを描いている。 個々の詳細な描写には、賛否があるかもしれないが、 音楽を愛する人の心を打つ部分もあると思う。 音楽家の方からの意見を期待する。
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図書館の本 内容説明 森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから...
図書館の本 内容説明 森に捨てられたピアノ……そのピアノをオモチャがわりにして育った少年・一ノ瀬海は、かつて天才の名をほしいままにしながら事故によってピアニスト生命を断たれ小学校の音楽教師になっていた阿字野壮介や、偉大な父を持ち自らもプロを目指す転校生・雨宮修平らとの出逢いから次第にピアノに魅かれていく……!! レイちゃんの想いを携えた阿字野が合流し、あとは出番を待つだけのカイ。一方会場ではドイツのオーブリー・タイズやウクライナのオレーシャ・ユシェンコら世界の凄腕ピアニストたちの第一次予選が続いていた。そして迎えた5日目、ポーランドの誇るスター、アダムスキに続いて雨宮修平が登場!
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ショパンコンクール本番、雨宮のピアノの番だ。 ここには最も読者が共感を寄せるであろう雨宮の苦悩が描かれている。カイというライバル、自分のピアノの評価、全てを吹き飛ばすほどの努力と苦労をしても心の闇は自らへのプレッシャーとなって消えない。 特にライバルのアダムスキの告白との場面が印...
ショパンコンクール本番、雨宮のピアノの番だ。 ここには最も読者が共感を寄せるであろう雨宮の苦悩が描かれている。カイというライバル、自分のピアノの評価、全てを吹き飛ばすほどの努力と苦労をしても心の闇は自らへのプレッシャーとなって消えない。 特にライバルのアダムスキの告白との場面が印象的だ。普通なら「こんな天才でも苦労している側面があるのか」となるところだが、雨宮はそうではない。それほどの深い闇を心に持っているのだ。1枚岩の友情や努力の成就を描かないこの作品の良いところが出ている巻だ。
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闇が深いからこそ、人を感動させることもできるのかもしれません。 ちょっと、とびとびの連載のせいか、再開してから、あんまりストーリーが進んでいるように思えない「ピアノの森」です。 次の巻ぐらいからは、カイがメインでガンガンいくのか? 実は、このままのペースでずっと読み続けてい...
闇が深いからこそ、人を感動させることもできるのかもしれません。 ちょっと、とびとびの連載のせいか、再開してから、あんまりストーリーが進んでいるように思えない「ピアノの森」です。 次の巻ぐらいからは、カイがメインでガンガンいくのか? 実は、このままのペースでずっと読み続けていたい思いもあるのですが、読者としては、複雑なところです。
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