乙女ケーキ の商品レビュー

タカハシマコ(著者)

2009/10/07

僕はこういう漫画を読んでます。僕も甘いもの好きなんです。プリンとか果物とか。ケーキなんてもう何年も食べてないけど。とにかく甘いものが好きなんです。甘いものを食べたい欲求があるんです。女の子が女の子を好きになる瞬間なんて特に甘い。インスリン注射して血糖値調整してきます。

2009/10/07

ことごとく女の子特有の毒があって痛い痛い(悪い意味ではなく）。
とくに「タイガーリリー」の話が好きかも知れない。
でもやっぱり痛い。半年に一回読み返しては痛い痛いとなりたい。

ただ女の子が皆同じ顔なのが勿体ない。

2009/10/04

強く甘く苦い毒入りクリームとストロベリーの乙女ケーキ。可愛くて綺麗で汚い。傷つきやすくて繊細な乙女達のナイフ。

2009/10/04

綺麗な百合。でも綺麗だけじゃない。虚像じゃない女の子は甘くて苦くて切ない。
タイガーリリーが凄く好きです。

2009/10/04

男性向けまんがも書いてらっしゃる、タカハシさまの女の子同士のまんがを集めたコミック。

表紙がとっても好きです。ケーキやお花に囲まれた、色んな感情を抱えた女の子たち。
ケーキやお花が大好きでも、ケーキやお花にはなれないんですよね。

百合って、女同士でしか分かり合えないことを共有しあう関係性が魅力のひとつなんじゃないかなあと思うのですが、
タカハシさんはそういう感覚を描くのがお上手だなぁと思います。
後は、好きと嫌いの曖昧な（むしろ混在している）感覚とか。
「みちくさ」と「夏の繭」が特に好き。

あとがきにある、ネームの一助になったエピソードに萌え狂いました…。

2009/10/04

タカハシマコの描く世界は独特で、その雰囲気にハマる。
女の子の気持ちがリアルに描かれた百合コミック。

2009/10/04

毒のきいた話やら、体の一部分にコンプレックスがある話。
個人的には、髪が好きな作家さん、ということでも好きになれる。
人形のような、砂糖菓子のような、それで居て純粋に「黒い」子を書く。
だけれど、サンダルで学校に来る気軽少女のように、明るい面を推してかくことも。黒を知っているから、明るい面も知ることができるのかしら。
絵風と雰囲気、素敵。百合としては弱いものもあるけれど、それはそれで。

2009/10/04

「世界で女の子は私だけだと思っていた」

《カテゴリー→女女、女子校、同期》
甘い絵柄に反する辛辣な切り口が凄い。
これ読んでドキリと眉を顰めるオナゴはたくさんいると思う。
その、実は真性じゃない、オナゴには攻撃的な漫画。
だけど、最後には優しく心を包んでくれる漫画。
自称オナゴスキーの皆さんは、読んでみてその痛みが如何ほどかで自身のレベルを知れるかも？
いやでもこれは人類の女の子みんながイタタタ…ってなる作品かも…。