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風流冷飯伝 の商品レビュー

3.7

24件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    11

  3. 3つ

    9

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ここのレビューを読ん…

ここのレビューを読んで購入。落語好きには随所にたまらんフレーズ・ワードが散りばめられていてとても面白かった。時代小説が得意でない人にもおススメ。

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のんびりしていて、気…

のんびりしていて、気持ちの良い人達が出てくる時代小説。将棋の好きな方なら2倍楽しめるかと。

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笑えて、ほんわかとし…

笑えて、ほんわかとした粋な時代小説。癒し系です♪畠中恵氏のしゃばけシリーズが好きな人とかもよさそう。所々でてくるユーモアたっぷりの文章も軽快なテンポも読んでいて気持ちがすっきりします。冷飯食いとは武家の次男または、三男など家を継げない立場の武士のことで、いろいろと肩身の狭い立場。...

笑えて、ほんわかとした粋な時代小説。癒し系です♪畠中恵氏のしゃばけシリーズが好きな人とかもよさそう。所々でてくるユーモアたっぷりの文章も軽快なテンポも読んでいて気持ちがすっきりします。冷飯食いとは武家の次男または、三男など家を継げない立場の武士のことで、いろいろと肩身の狭い立場。けど登場人物は天然系の底抜けに明るい人たちばかりです。風見藩シリーズは「退屈姫君伝」と「面影小町伝」もあるようです。

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大江戸三部作の第一部…

大江戸三部作の第一部。なかなか面白かったです。テンポが良いのでサクサクと読めますね。語り口調の文章も面白いですし、章のタイトルが全て川柳になっているところも良い感じです。登場人物たちも個性的で魅力的。ただ、ちょっぴり残念だったのが、将棋を指しているシーン。私は将棋を知らないので局...

大江戸三部作の第一部。なかなか面白かったです。テンポが良いのでサクサクと読めますね。語り口調の文章も面白いですし、章のタイトルが全て川柳になっているところも良い感じです。登場人物たちも個性的で魅力的。ただ、ちょっぴり残念だったのが、将棋を指しているシーン。私は将棋を知らないので局面が描かれていてもピンと来ず…将棋を知っている人なら、もっともっと楽しめるかと思います。

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落語のような語り口が…

落語のような語り口が新鮮で楽しかった本。「おや、どうしたことでしょう・・・してしまいました」など、作者の合いの手が絶妙。ひょうひょうとした冷飯たちの人物も魅力です。

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冷や飯食いの武士が主…

冷や飯食いの武士が主人公の明朗時代小説です。人気のようですね。

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幇間(たいこもち)の…

幇間(たいこもち)の一八(いっぱち)と武家の次男の数馬が、四国の小さな藩にて起こる事件?を解決していく。 二人のやり取りはコミカルで、テンポがよく読みやすい。また、人情味があって、ちょっとエッチで。 ですます調の本文に慣れれば、あっさり読める。

文庫OFF

2020/06/23

http://denki.txt-nifty.com/mitamond/2007/11/post_aa3e.html

Posted byブクログ

2015/03/03

まず出だしがうまい。 江戸からきた幇間一八の目線で、読者とともにこの ケッタイな風見藩を歩き、奇習や個性的な登場人物 たちと出会う。その自然な流れ。 その後の展開も謎ってほどではなくても、一八と 同様、「かかわっちゃったんだからしょうがない!」 と思わせるうまさ。 ...

まず出だしがうまい。 江戸からきた幇間一八の目線で、読者とともにこの ケッタイな風見藩を歩き、奇習や個性的な登場人物 たちと出会う。その自然な流れ。 その後の展開も謎ってほどではなくても、一八と 同様、「かかわっちゃったんだからしょうがない!」 と思わせるうまさ。 随所に「くくく」と笑わせる文章あり、一方で冷や飯 達の哀しさを滲ませたり、とにかくデビュー作とは 思えない。 最後にはすっかり風見藩にいたくなる気分。 続編の退屈姫君伝と合わせて、明るい気分になりたい 時に絶好の本です。

Posted byブクログ

2012/05/01

全1巻。 退屈姫君伝の著者1作目。 退屈姫君伝と別物だけど、 退屈姫君伝につながってる。 退屈姫君伝のちょっと前の話。 退屈姫君伝の2巻め読もうとしたら、 冒頭で、こっちを先に読んだ方がって書いてたので読んでみる。 「退屈姫君伝」 http://booklog.jp/users...

全1巻。 退屈姫君伝の著者1作目。 退屈姫君伝と別物だけど、 退屈姫君伝につながってる。 退屈姫君伝のちょっと前の話。 退屈姫君伝の2巻め読もうとしたら、 冒頭で、こっちを先に読んだ方がって書いてたので読んでみる。 「退屈姫君伝」 http://booklog.jp/users/bullman/archives/1/4101265321 のんびり不思議な小さな藩の のんびりクセのある次男坊(冷や飯食い)が のんびりのほほん事件解決。 退屈姫君伝より好き。 話の完成度も高い気がする。 少し爽やかな青春小説のにおいもする。 ただ、惜しむらくは脇役のキャラ立ちが甘い。 せっかくズッコケ3人組なメンツなのに 主人公以外の2人が影がうすい。 在り方が妙なだけで、 キャラとして魅力的というにはちょっと足りない感じ。 3人の活躍が見たかった。 退屈姫君伝より前の、プロローグ的なお話だけど、 退屈姫君伝読んでからの方が面白いかも。

Posted byブクログ