日蓮伝説殺人事件(下) の商品レビュー
浅見光彦シリーズ。日…
浅見光彦シリーズ。日蓮の生まれ給いしこの御堂。この言葉の謎を探るため日蓮にまつわる場所を探すことになる。
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浅見光彦シリーズ。日…
浅見光彦シリーズ。日蓮の生まれ給いしこの御堂と残されたメッセージの解明の為聖人ゆかりの地を訪ねるが手がかりが得られない・・・。そして事件に関わっている木綿子が留守の間に突然木綿子の父が殺され・・・。
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「日蓮の生まれ給いしこの御堂」木綿子の恋人塩野が残した謎の伝言。真相を追って浅見光彦は聖人ゆかりの地を訪れるが、重要な手がかりは得られない。ところが、その浅見に怪しげな人物がつきまとい、さらに木綿子の父親も「イトウのお寺には行ったのか」という言葉を遺して、突然の死を遂げた。果して...
「日蓮の生まれ給いしこの御堂」木綿子の恋人塩野が残した謎の伝言。真相を追って浅見光彦は聖人ゆかりの地を訪れるが、重要な手がかりは得られない。ところが、その浅見に怪しげな人物がつきまとい、さらに木綿子の父親も「イトウのお寺には行ったのか」という言葉を遺して、突然の死を遂げた。果して犯人の目的は、消息を絶った塩野の行方は。そして日蓮聖人生誕に隠された秘密とは。名探偵浅見光彦さえも窮地に追いこむ驚愕の真相。伝説シリーズ超大作、待望の文庫化。
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「日蓮の生まれ給いしこの御堂」木綿子の恋人塩野が残した謎の伝言。真相を追って浅見光彦は聖人ゆかりの地を訪れるが、重要な手がかりは得られない。ところが、その浅見に怪しげな人物がつきまとい、さらに木綿子の父親も「イトウのお寺には行ったのか」という言葉を遺して、突然の死を遂げた。果して...
「日蓮の生まれ給いしこの御堂」木綿子の恋人塩野が残した謎の伝言。真相を追って浅見光彦は聖人ゆかりの地を訪れるが、重要な手がかりは得られない。ところが、その浅見に怪しげな人物がつきまとい、さらに木綿子の父親も「イトウのお寺には行ったのか」という言葉を遺して、突然の死を遂げた。果して犯人の目的は、消息を絶った塩野の行方は。そして日蓮聖人生誕に隠された秘密とは。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
そんな訳で。 日蓮の生まれた場所だと思われる地を訪ねたり……日蓮が最大の法難にあったという場所を訪ねたりしていたが、結局、メッセージの手がかりを得られることなく。 ヒロインの恋人の家を訪ねると、今度は警察に捕まってしまう……。 そうこうしているうちに、今度はヒロインの父親が殺されてしまう。 そうなって初めて、浅見は新聞記者に助けを求めるが、最後の最後に裏切られてしまう。 怒りからそこに乗り込んだ浅見はついに、事件の真相を知ることになる……。 ここから先は、ネタバレになるので、嫌な人は、回れ右をして欲しいのですが(と、註釈して)。 結局のところ、犯人は自滅してしまうのですが。 いつもいつも思うのですが、この終わりが正しいのかどうかわからない。 「真実は闇の中」。 確かに、それが一番都合のいいこともあるのです。 未然に誰かの不利益が防がれたのだとしたらそれはそれでいい。 一度失墜した信用は確かに、そう簡単に取り返せるものじゃない。 おまけに、企業は企業のトップとして多くの社員の命を抱えてる。 それはわかる。 でも、だからと言って、犯罪を放置していいのか……。 てか、そもそも犯罪って何だろう? 人が被害をを受けることを「犯罪」と予備規制しているのだとしたら。 「犯罪」を明るみに出す方が不利益を受ける人が多いのだとしたら……わかんないよね。 なんて、ちょっぴり哲学的な気持ちになってしまうのでした。 この終わりの後味の悪さがないと、もっと面白い本だと思うんだけど。 いっつも、終わったところで、悩んでしまう。 これはもう、作者さんと浅見さんとの僕の主張の違いなんだろうな……。 というわけで、僕は浅見さんとは結婚出来ない(ぇ)。
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