あした花になる の商品レビュー

いもとようこ(著者)

2024/10/19

乱暴者のカマキリが蘭に恋する話。
静かな雰囲気の絵本。

【ママ評価】★★★
美しいストーリー。
花に恋をする話はよくあるけど、文より絵で語る感じがして素敵だった。
絵の表現が綺麗で柔らかくて、ストーリーの美しさを引き立てている。
少し暗い感じがあるところも、しっとりとした重さがあって良かった。
こうしてハナカマキリが生まれたのかな。
ちょっと大人っぽい絵本かもしれない。

【息子評価】★★★
割と集中して聞いていた。
けど、そこまで惹かれなかった様子。
カマキリは見たことがあるけど、絵のカマキリと結びついていないらしい。
もっと近くで本物をよく見せれば良かったかな。
3歳0ヶ月

2023/04/02

美しいものに魅せられ憧れる。
花になりたいと強く思い、そして祈り続ける。美しくもあり、哀しくもあり、儚くもある。
ハナカマキリの存在を初めて知り、孫たちもとても興味を持って読んでいました。

2022/05/07

安定の 優しいタッチに 油断してはいけない
切ない恋のお話に 心がぎゅうっとしてしまう

長い月日が必要だったけれど 今は幸せに過ごせているかな マンティス

2019/12/07

4歳ごろ

虫に興味を持ち始めた…と言うよりも、虫の存在を意識し過ぎて大変な時があり。「きゃーっ！！」「ぎゃーっ！！」が鳴り止まず。
少しでも虫さんの気持ちに寄り添ってくれたら…と読んでみました。「お花みたいな虫さんもいるんだね」と少し受け入れてくれた(かな？)と思ってみています。
優しい気持ちになれる本です。

2014/07/13

実際にそんなカマキリがいるのか、調べてしまいました。

生物学的視点からの語り口の素晴らしさも去ることながら、「祈り」という生命の本能にも触れられていて、
神秘を感じました。

何でも、想いなんですよね。

2012/12/02

とにかく絵が美麗で見ているだけで感無量である。
いもとようこさんの透明感ある絵が更にストーリーを引き立て、マンティスの一途な心を際立たせている極上の絵本。
大人にこそ読んで欲しい作品ではなかろうか。

2012/04/17

だれよりもつよいかまきりのマンティスだうつくしい蘭の花に恋をして、長い長いときをこえ、いのりつづける物語。

2009/10/04

絵がとってもきれい。
花にみとれて花にないたいかまきりのお話。かまきりがせつないけどラストであったかくなります。お花の絵葉書が付いてます。

2009/10/04

本当に花のようになったカマキリの絵が、その想いが、素敵です。
エリック・カールの「ことりをすきになった山」（ISBN: 4033273409）のお話をふと思い出しました。

2009/10/04

ハナカマキリを題材にした静かなそしてファンタジックなお話。
少々退屈。
絵は作者らしい淡い色調の綺麗なもの。